Porsche Tennis Grand Prix

 <Quarterfinals>
Victoria Azarenka (1) def. Mona Barthel 6-4, 6-7 (3-7), 7-5
Maria Sharapova (2) def. Samantha Stosur (5) 6-7 (5-7), 7-6 (7-5), 7-5
Petra Kvitova (3) def. Angelique Kerber 6-4, 6-4
Agnieszka Radwanska (4) def. Na Li (8) 3-6, 6-2, 6-3

 <Semifinals>
Victoria Azarenka (1) def. Agnieszka Radwanska (4) 6-1, 6-3
Maria Sharapova (2) def. Petra Kvitova (3) 6-4, 7-6 (7-3)

 <Final>
Maria Sharapova (2) def. Victoria Azarenka (1) 6-1, 6-4


フェド杯の疲れは相当なものなのか、ヤンコビッチやコルネがリタイア、イヴァノビッチやシブルコワも初戦敗退を喫するなど、先週出場した選手はほとんどが早い段階で姿を消してしまいました。例外は今週と同じ会場で戦ったドイツチームとオーストラリアチームくらい。

昨年、本大会で旋風を巻き起こした地元ドイツ勢は今年もがんばりました。特に後から伸びてきたケルバーとバーテルがそれぞれウォズニアッキとバルトリを破って存在感を示しましたね。しかし、上位シードには一歩及ばず、現在のランキングトップ4がそのまま準決勝に駒を進めました。準決勝でトップ4が激突するというのは、2009年のウィンブルドン(サフィナ、セリーナ、ヴィーナス、ディメ)以来だそう。どちらかというと速いサーフェスで結果を残していた彼女たちが、クレーでもここまでのプレーをするとなると、今年は彼女たちにセリーナを加えた5人が中心となる可能性が高そうです。

ラドワンスカは今季5敗目の相手もまたアザレンカでしたね。準決勝では腰を痛めていたようで、明らかに本来のプレーではありませんでしたが、本調子だったからといってこの日のアザレンカに勝つのは難しかったでしょう。昨年の東レPPO以降、対戦するたびに歯が立たなくなってきているのが悔しい…。ナンバーワンやGSタイトルを狙うにはアザレンカ対策も必要にはなるでしょうが、もちろん彼女だけを相手にするわけではないので、あまり気にせずこのままがんばってもらいたいところ。個人的には準々決勝、準決勝ともに不用意なドロップショットが目立ったのが気になりました。

アザレンカはラドワンスカの2ndサーブを狙うという定番の作戦に加え、ドロップショットへの対応も完璧でした。加えて、クレー仕様のループボールもラドワンスカには効果的。ドーハでの一悶着が逆にアザレンカの闘争心に火を点けたのか、ラドワンスカ戦になると素晴らしいテニスをするようになってしまいましたね。
決勝も悪くはなかったと思います。ただ、痛めていた手首が集中を妨げていたのか、明らかに覇気がありませんでした。また、これまで対シャラポワで効果的だったカウンターがハードコートほど活きていない様子。シャラポワのショットが攻撃的だったのでドロップショットやネットプレーに繋げるのも難しかったでしょうけど、リズムを狂わずためのループボールは使ってもよかったんじゃないかな。強打の打ち合いというシャラポワのフィールドで勝負してしまったのが敗因だと思います。
ところで、アメリーはシュツットガルトに同行していませんでしたよね。どういった契約になっているんでしょうか。

そしてシャラポワは昨年のローマに続くタイトル獲得となりました。万全な態勢で打てば世界一の攻撃力を誇る(と勝手に思っている)彼女のストロークですが、それをベースライン深くに打ち続けられるのが強みですね。まだまだコート上をスライドする姿はぎこちないし、組み立ても他のコートから変化が見られませんが、本人も話している通り、確かにクレーでのプレーが向上しているように見えます。
ストーサー、クヴィトワ、アザレンカといったこの1年のGSチャンピオンを立て続けに破りましたし(全仏チャンピオンの李娜にはマイアミで完勝)、既に十分なキャリアを築きながらもなお成長を感じさせる1週間でした。

シュツットガルトに上位選手が集まる中、裏のフェズ(モロッコ)を選び優勝を狙ったスヴェタ。しかしこちらも2回戦を途中リタイアしてしまいました。1stに続き2ndセットもリードしてマッチポイントまで握っていただけにガッカリな敗戦ですが、とりあえず早い回復を祈ります。
で、この大会を制したのが20歳のKiki Bertens(キキ・バーテンス?)。WTAのサイトをチェックした時、「ウォズニアッキ、何泣いてんだ?」と思ったらこの人でした。名前を知らないのも当たり前。彼女、ITFのタイトルはいくつか持っているものの、ツアー本戦ではこれまで1勝も挙げたことがなかったんです。ツアー初勝利と初優勝が同じ大会の選手なんて、これまでいたんでしょうか。これまでの実績が実績なので新星現る!とは素直に言えない点もありますが、トップ100入りも果たしましたし、機会があればプレーを確認してみたいものです。

最後に、今週最も衝撃的だったのはペトコの再離脱のニュース!
3ヶ月ツアーから離れ、先週のフェドでの出場はあったもののツアーではこれが復帰戦。自国の大会で元気な姿を見せてくれたと思ったのに、靱帯断裂とは…。もちろんプロである以上、怪我をしないことも実力のうちだとは思うんですが、彼女の場合、毎回毎回あまりにもタイミングが悪くて本当にかわいそうです。再び3ヶ月の離脱ということで全仏とウィンブルドンは諦めるとしても五輪に間に合うかが気になるところですね。全仏が終わるまでに同国のバーテルがペトコの上に来なければランキング上では出場資格は得られますけど、出られるかどうかはっきりしない選手を国は選ぶんでしょうか。五輪は補欠とかってありましたっけ?
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ついさっき

ちょうど今朝2ndセットからアザレンカvsラドヴァンスカ見たところです。
おっしゃるとおり、ヴィッカはほんとに強かったですね。
でもラドヴァンスカもちょっと本調子じゃないなぁという印象でした。
RGまでに治療、修正できるといいですね。でないとおもしろくない。

Amélieはマドリードには行くようですね。
理由はイマイチわかりませんが、Amélieのスケジュールの都合かも。
何かとお忙しそうですから。^^;

スヴェちゃんそこまできてリタイアは残念でしたね。
やっぱり得意のRGまでに治療して、久々の快進撃!を望みます。

ペトコビッチは復帰を急ぎ過ぎたのかも知れませんね。
治療中に衰えた筋肉をちゃんともどしてからでないと、
プロのツアーでは新たな怪我につながるということですね。
サービス精神旺盛だから、無理したのかもしれませんね。
ちゃんと治して、鍛え直してもどってきてほしいです。

ドリームペア結成…しかし

元々攻撃力のある選手にあそこまで堅く守られてしまうと、ラドワンスカとしては攻め手がないですよね~。
ラドワンスカの方もいつもよりミスが目立った気がしますが、それが怪我のせいなのか、ドーハの一件からの私情で冷静さを失っているのか、微妙なところです。
とりあえず腰の具合は大したことなさそうなので、勝てないまでも、クレーシーズンの間に突破口をみつけてほしいです。

今週はアメリーが見られるかもしれないんですね。
しかし、初戦からスヴェタじゃないですか!
スヴェタの対戦相手を応援するアメリー、複雑な気分です。

そして、マドリッドではスヴェタとラドワンスカのダブルスが実現!!!!
喜びも束の間、あっさり初戦敗退してしまいましたけど、何か手応えを掴んでまたどこかで組んでくれることを祈りましょう。

ペトコは本当に残念。
でも、おっしゃる通り、まだ筋肉が戻らずにバランスを崩しやすかったということも考えられますね。
自国開催の大会に間に合わせたかったという気持ちもあったと思います。
(本心かどうかは分かりませんが)本人は前向きなコメントをしているので、焦らず万全な状態で戻ってきてもらいたいです。
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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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