Talk That Talk / Rihanna

トーク・ザット・トーク(初回限定スペシャルプライス盤)トーク・ザット・トーク(初回限定スペシャルプライス盤)
(2011/11/26)
リアーナ、カルヴィン・ハリス 他

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前作「Loud」から1年という短いスパンも多作のRihanna(リアーナ)にとっては普通のこと。もう少しペースを落とした方がファンの渇望感も増すと思うんですけど…。
自分自身、Rihannaに飢えていなかったこともあり、第一印象はガッカリの方が上に来てしまいました。直近の「Loud」を中心に、彼女の過去作のいいとこ取りをしたような内容で、何も目新しさを感じない…。元々前作は新装盤のリリースも予定されていたので、そこに入れる予定だった曲を集めたんじゃないのかと勘繰ってしまうほど。
ただ、「Umbrella」で大化けしてから自分はトレンドセッターとして彼女を見るようになっていたんですけど、実はそれほど新しいことをやっていたわけではないんですよね。流行を作り出すのではなく、ダンスホールやユーロビートなど流行を取り入れながら彼女のカラーに仕上げることでヒットを繰り出してきたアーティストなんだ、と。そこに気付くと余計な気負いがなくなって少しずつアルバムを楽しめるようになってきました。

前置きが長くなってしまいましたが、制作期間が短かった割に個々の楽曲のクオリティは非常に高いです。
ゆったりレゲエ風味の「(1)You Da One」が1曲目に来るのは意外だったものの、続く「(2)Where Have You Been」から加速。Calvin Harrisがプロデュースしたこれと特大ヒット「(3)We Found Love」で一気に煌びやかになります。この2曲、ビート自体はBlack Eyed PeasやLMFAOがやってきたようなものなので新鮮味はないんですけど、それをここまで心地よく聴かせてしまうだけのパワーが彼女の声にはあるんですね。Jay-Zが参加した「(4)Talk That Talk」はヒップホップ的なアプローチですが、それでも耳障りはとことんキャッチーです。
個人的にはこの4曲が圧倒的。

「(5)Cockiness (Love It)」はBangladeshプロデュースですが、何となくBritneyがやりそうなコケティッシュな印象を受けました。むしろThe-Dreamが関与した「(6)Birthday Cake」の方がBangladeshっぽい。というか、これはBeyonceの「Video Phone」にしか聞こえない…。

残念なのは、この2曲を境に後半はオーソドックスなミッドばかりになってしまうこと。「(9)Roc Me Out」や「(10)Watch N' Learn」あたりはRihannaらしさも出ていて好きなんですけど、序盤の4曲に比べるとパンチが弱いんですよね。そのせいでアルバムとしては頭でっかちになってしまい、後半は聞き流してしまうこともしばしば…。
まぁ、何だかんだ言って「Good Girl Gone Bad」と「Rated R」に次ぐくらいは気に入っていますし、これからのシングルカット&PV攻勢で魅力アップに繋がる可能性もあるので期待したいところです。

ちなみに、輸入盤は通常盤とデラックス盤の2種類がありますが、デラックス盤に追加されている3曲は(2曲に関わっている)The-Dreamの貢献度も決して高いとは言えず、なくても問題なし。でも通常盤は収録時間が37分しかないんですよね。さすがに短すぎます。
国内盤はデラックス盤と曲数は同じですが、(3)の歌詞しか載っていないので輸入盤でもいいかもしれません。

★★★★★★★★☆☆

◆前作の評価
「Loud」 ★★★★★★★☆☆☆

「We Found Love」(US1位、UK1位)
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テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

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