TEB BNP PARIBAS WTA CHAMPIONSHIPS

予選ラウンドの結果は下のリンクから…
http://www.wtatennis.com/SEWTATour-Archive/posting/2011/808/MDS.pdf

ラドワンスカは3試合目のクヴィトワ戦、たとえ負けたとしても1セット奪えば準決勝に進めるという状況でした。序盤は相手のミスにつけ込んで5-1とリードを広げます。しかしそこから調子を上げてきたクヴィトワ相手に防戦一方に陥ってしまいました。
確かにクヴィトワはリスキーなテニスをしてくるので彼女次第のゲームになるのは仕方ないんですが、ラドワンスカも余裕がある間にもう少し仕掛けておくべきだったのでは。まぁ、リードしている間はプレーを大きく変えないのが基本なので、これはあくまで結果論ですが…。とにかく悔やまれる1セット、そして遠すぎる1ゲームでした。

また、2年連続の年間ナンバーワンを決めたウィズニアッキも1勝2敗で敗退。一時期は1万を超えるほどだったポイントもシーズン終盤の失速で4分の1失ってしまいました。
ビランデルが、ツアーで何度も優勝している彼女がGSで活躍できない理由の一つに、オンコート・コーチングの有無があるというようなことを言ったそうですが、それは確かにあるかもしれません。ウォズニアッキはこのシステムを上手く活用している選手だと思いますし…。指摘されたことを即座にプレーに反映させられるというのは強味ですが、来シーズンは思い切った改革が必要になるかもしれませんね。

 <Semifinals>
Petra Kvitova (3) def. Samantha Stosur (7) 5-7, 6-3, 6-3
Victoria Azarenka (4) def. Vera Zvonareva (6) 6-2, 6-3

 <Final>
Petra Kvitova (3) def. Victoria Azarenka (4) 7-5, 4-6, 6-3


応援していたラドワンスカ、シャラポワ、ウォズニアッキの3人が全員予選敗退。準決勝で応援していたのもヴェラとストーサーだったので、今大会で応援していた選手の勝敗は1勝10敗という疫病神っぷりを発揮してしまいました(勝ったのは3日目のラドワンスカだけ…)。
まぁ、こういうトッププレイヤー同士の総当たり戦となれば爆発力のある選手の方が有利になるのは当然なので、ウォズニアッキやラドワンスカのように安定性を武器に戦う選手が優勝するのは難しいですし、シャラポワがフィジカルに問題を抱え、リーが相変わらず調子が上がらない現状では順当な4強だったと思います。

そんな中、決勝は予想通りクヴィトワvsアザレンカとなり、パワーに勝るクヴィトワがタイトルを奪いました。
う~ん、クヴィトワは完璧でしたね~。ブリスベン、パリ(インドア)、ウィンブルドンの決勝も素晴らしい内容でしたが、今大会の彼女はすべての試合でその調子を維持していたと思います。ストロークは強打だけでなくショートクロスの精度も高かったですし、足もよく動いていました。何よりアドサイドからのスライスサービスは強烈。あれだけ完璧にオープンコートを作るサービスをこれまで見たことがありません。レフティの利点が最大限に活かされていますね。ミスが立て続けに出ることもありますが、しっかり修正できていました。大きな活躍の後にスランプに陥ることが多いだけにまだまだ信用できませんけど、女王になるだけの器は十分備えている、そんな事実を突きつけられた大会です。
子犬が尻尾を踏まれた時のようなあの叫び声にいまだに慣れませんけどね…。

惜しくも準優勝に終わったアザレンカも、今季は充実の一年だったと思います。
東レの時も見られた緩急をつけた新しいテニスは苦手リーを攻略する助けとなりました。その後はカモとしていたバルトリに敗れたり(これは消化試合だったということも原因かもしれませんが)、準決勝で勝った時にいつものガッツポーズがなかった点が気にはなりましたが、通して見れば来季に繋がる大会になったんじゃないでしょうか。彼女の場合、若手の中では早い段階からGSで上位進出を果たしていたにもかかわらず、4強入りまでには時間がかかりましたから、来季はGSでタイトルを取ってウォズニアッキやクヴィトワに負けない存在感を示したいところでしょうね。

話は飛びますが、ITFのトーナメントとしてフランスで行われていた10万ドルで伊達が見事優勝を飾りました。
ITFといえど、ツアーが終わった今の時期はトップ100プレイヤーが続々と出てきますから、価値のある優勝だったと思います。何といってもここと次週の台湾の結果次第で全豪にストレートインができるかどうかが決まってくるわけですからね。台湾ではぜひ森田との決勝を実現させてもらいたいです。

ところで最新ランキングを見ていて気付いたんですが、ヴィーナスが104位にいるんですね。もしこのままのランキングだと、1996年以来15年ぶりとなるトップ100外フィニッシュということになります。故障が多くてツアーを離れることも多い彼女ですけど、トップ10入りを果たした1998年から13年のうち、11年でトップ10フィニッシュしていたことに、改めて驚かされました。
今年は怪我に病気に、キャリア晩年としてはあまりにも不運なシーズンになってしまいましたが、どうやら12月にはエキシビションに出場するらしいので体調は順当に回復していると見ていいのかな。がんばってもらいたいものです。
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