ミックマック 他

ミックマック ★★★★★★★★☆☆
事故により頭に銃弾を撃ち込まれ、命に別状はなかったものの、あらゆるものを失うことになった主人公。そんな彼がひょんなことから出会った仲間たちとともに、銃弾の製造会社(と父親の命を奪った地雷の製造会社)に復讐する物語。兵器や復讐というと血なまぐさいものを想像してしまいますが、そこは「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督のこと、復讐もイタズラに様変わりさせ、楽しい映画に仕上げています。ハリウッドの有名俳優を贅沢に起用するなど金がかかった「オーシャンズ11」をフランス流にリメイクしたら、こんな雰囲気になるのかもしれませんね。
根本では反戦を掲げながらストーリーはとことんコメディ。こういう映画、結構好きです。
欲を言えば、大勢いる仲間にもっと活躍の機会を与えてほしかったな。個性的な面子を揃えていながら、ほとんど記憶に残らないメンバーがいるのは残念。これなら、もっと人数を絞って一人一人に焦点を当てた方が観賞後に印象に残る作品になったんじゃないかと思います。

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(2011/04/20)
アンドレ・デュソリエ、ニコラ・マリエ 他

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闇の列車、光の旅 ★★★★★★★☆☆☆
ガエル・ガルシア・ベルナルやディエゴ・ルナらが製作総指揮として名を連ねているということでレンタルした作品。中南米の映画はギャングや不法移民といった要素が少なからず絡んでくるので目新しさは感じなかったものの、ここまで真正面から描いているのは意外と珍しいかもしれません。キャリー・ジョージ・フクナガという日系アメリカ人の監督が手掛けているというのにも驚かされました。しかも公開時点でまだ32歳だとか…。
アメリカは大国なので、人によって全く印象が違ってくるのが興味深いですね。ある国にとっては希望であるのに、ある国から見ると強大な破壊者…。特に911以降、アメリカのイメージにずいぶん変化があったように思うのですが、今でも希望を求めて渡る人が大勢いるのは事実。それを強く感じました。
社会派ドラマとしてはストレートな良作ですが、心理描写は足りないのでヒューマンドラマやラブストーリーとしてはかなり物足りない出来です。あの二人がどうして惹かれ合って、危険を冒してまでお互いを守ろうとするのか、全く理解できませんでした。国外の現実を突きつけられる作品として、最近観た「フローズン・リバー」を思い出しましたが、登場人物の心理を描きながら社会的な問題まで考えさせられたという点では、あちらの方が上ですね。
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