China Open

楽天ジャパンオープン(JO)観戦に足を運んだ方々、お疲れ様でした。トップ4シードが揃って準決勝に進み、決勝がナダルvsマレーですから、生で観た人の満足度は相当なものだったんじゃないでしょうか。
決勝は自分も途中までストリーミング観戦しました。まぁ、この対戦はこれまで幾度となく実現しているのでTVやPCで観るのなら有難味は全くないんですけど、この試合が東京で行われているんだなと思うと感慨深いものがあります。試合は後半マレーの一方的なペースになったようで、しかもナダルが4ポイントしか奪えなかったファイナルセットはどんな感じだったのか、非常に興味があります。
ただ、WTAファンとしては、この大会が東レPPO以上に盛り上がっているという事実に複雑な気分になりました。会場が同じになって、PPOがプレミア5になっても観客動員はやっぱりJO>PPOなんですかね。男子の方が迫力があるからなのか、女子がスター不在だからなのか、いろいろと理由を考えてみたんですが、納得できる結論が出るまでは時間がかかりそうです。

 <Quarterfinals>
Flavia Pennetta def. Caroline Wozniacki (1) 3-6, 6-0, 7-6 (7-2)
Andrea Petkovic (9) def. Anastasia Pavlyuchenkova (13) 6-3, 7-6 (7-2)
Agnieszka Radwanska (11) def. Ana Ivanovic 6-3, 3-2 retired
Monica Niculescu def. Maria Kirilenko 3-6, 6-3, 6-4

 <Semifinals>
Andrea Petkovic (9) def. Monica Niculescu 6-2, 6-0
Agnieszka Radwanska (11) def. Flavia Pennetta 6-2, 6-4

 <Final>
Agnieszka Radwanska (11) def. Andrea Petkovic (9) 7-5, 0-6, 6-4


今週は、トップ8シードで準々決勝に進出したのはウォズニアッキだけという、ある意味現在のテニス界らしい結果になりました。ただ、個人的には好きな選手ばかりだったので、東レPPO並に結果チェックが楽しかったです。

そんな中、決勝に駒を進めたのは最終戦の切符を争っているラドワンスカとペトコ。優勝と準優勝では300も獲得ポイントが違ってくるため、勝てば出場権獲得が濃厚になるという超重要な一戦でした。そんな両者の気合を象徴するように、凡ミスの少ない締まった試合になりましたね。
ラドワンスカなんて最初にアンフォーストエラーが付いたのは第9ゲーム、73ポイント目ですよ! あれだけ全面を使った長いラリーを展開してミスが出ないって…。そんなラドワンスカ相手に互角の勝負をしていたペトコもまた素晴らしかったです。
第2セットはペトコが完璧なプレー(アンフォーストエラー3に対し、ウィナーは15。そのうち12ポイントをネットで奪うなど、積極的なプレーが光りました)をして一方的になったものの、ファイナルセットはまた流れが両者に行き来し、緊張感溢れる戦いに戻りました。

第1セット中盤からはペトコの方が主導権を握っていたように見えましたけど、最後の最後にミスが出てしまいましたね。
それよりも気になるのが第8ゲームに再発した右膝の故障。治療を経て最後まで戦い抜いたものの、シンシナティでも靭帯を損傷するなど、2008年の怪我の後遺症がいまだにあるという事実にファンとしても大きな不安の残る一戦になってしまいました。試合後に涙を見せたのは、プレミアタイトルに手が届かず最終戦切符が遠のいた悔しさとともに、今後も膝の問題を抱えたまま戦うかもしれないというやりきれなさもあったんじゃないのかな(インジュリータイムの時も泣いていましたし…)。
それでもセレモニーでペトコダンスを見せてくれるなど、最後まで魅力的だった彼女。イスタンブール出場はできなくても、今年はバリの最終戦には出れるわけですから、今は身体を休ませることに専念してもらいたいですね。

そして、東レPPOに続き2週連続優勝を果たしてしまったラドワンスカ。
新コーチをつけたのがプラスに働いたのか、攻撃力がグンと増した印象を受けました。ストロークも高い打点で打ち込めるようになってきましたし、何と言ってもネットプレーが格段に向上したんじゃないでしょうか。気になっていたローボレーやハーフボレーの処理も問題なくこなしていました。
あと課題は2ndサービスですね…。ペトコのようにフォアもバックも同じように強打できる選手を相手にすると、まるで球出しをしているよう。シャラポワにも最近はリターンから攻め込まれるというパターンで連敗を喫していますし、トップ10定着、そしてトップ5入りを目指すにはこの点の改善が必要になってくるでしょう。逆に言えば、攻められないサービスが身に付けばGSタイトルも狙えるようになるかもしれません。今後がますます楽しみになってきました。

今年のアジアシーズンでは満足のいく結果を残せなかったものの、ウォズニアッキはナンバーワンになってから1周年を迎えました(2月に1週間だけキムにその座を譲りましたが)。これまでGS無冠でナンバーワンになった選手の多くは、プレーの完成度は高いのであとはメンタルさえ強くなれば…と言われていましたが、ウォズニアッキの場合はプレーもまだまだ発展途上。これでほぼ1年間断トツの地位にいるんですから大したものです。彼女が1位ということに異を唱える人もいるでしょうけど、他にナンバーワンに相応しい成績を収めている選手もいませんしね。まだ年末の1位は決定していないものの、ほぼ間違いないと言っていいでしょう。
ただ、1年前に比べてレベルアップしているかというと疑問が残ります。少なくとも、同世代のアザレンカやラドワンスカが引き出しを増やしているのに比べると物足りない…。
今シーズンもトップ10相手に7勝2敗という強さも見せてはいるんですけど、そのうち6勝がスキアボーネやヤンコビッチ相手ですから、あまりプラス査定にならないかな。ハードヒッター相手にどう戦うか、それを確認するためにも最終戦を楽しみにしています。

その最終戦は先週までの4人に加え、新たにリー・ナ、ヴェラ、ストーサーが確定。残り一枠をラドワンスカとバルトリで争うことになりました。けど、バルトリが出場権を得るためには大阪とモスクワ両方の優勝で、尚且つラドワンスカが準々決勝以前に敗退することが条件らしいので、望み薄ですかね。
そして、第2の最終戦、バリの方はディフェンディングチャンピオンのイヴァノビッチがワイルドカード(WC)を獲得。他にはペトコやパブリチェンコワ、リシキ、ヴィンチあたりが確定でしょう。ゲルゲスは獲得タイトルがプレミアシリーズなので権利はありませんが、WCを貰えたらいいな。
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