十三人の刺客 他

パーフェクト・ブルー ★★★★★☆☆☆☆☆
映画ではなく、WOWOWのスペシャルドラマとして制作されたもの。原作は宮部みゆきの処女作です。原作は5年以上前に読んでいたので、大まかには憶えていましたけど、真相部分はすっかり忘れていました。
高校野球部エースピッチャー焼死の謎を、その弟と女性探偵が解決するという物語なんですが、宮部みゆきの社会派サスペンスということで、誰が犯人かというよりも、その死の裏側に何があったのかという方に重きが置かれていますね。
ただ、話が進んでも真相に近づいているという感覚が全くないんですよ。主人公たちがあたふたしている間に周囲で物事が勝手に進んでいって、最後は犯人の自白で終わってしまう…。おかげでカタルシスはゼロでした。
加藤ローサが主役の探偵というのも荷が重かったかな。反対に中村蒼は安定した演技を見せています。彼は同じ宮部みゆき原作のTVドラマ「魔術はささやく」でも好演していましたが、滑舌が悪い割に安心して見られる不思議俳優ですね。あまり出演作品を観たことがないので、他もチェックしてみたくなりました。

十三人の刺客 ★★★★★★★★☆☆
時代劇は苦手なので大半はスルーしているんですが(当然、オリジナルは未見)、これは娯楽色が強そうだったのでDVDをレンタル。
結論から言うと、面白かったです。設定や話の流れが明快で、現代劇として普通に楽しむことができました。
キャスティングも実力派や個性派揃いで文句なし。個性的ではあるが決して悪の要素を感じさせない稲垣吾郎を、極悪非道の暴君に仕立て上げて、それが見事にハマっていたのには驚かされました。以前から演技力を疑問視していた伊勢谷友介もハマり役。褒め言葉になっていませんけど、こういうデフォルメされた役の方が細かい演技力が求められなくていいのかもしれません。
ただ、140分はさすがに長すぎでしょう。特に、50分にも及ぶ戦闘シーンは話題性のためといった感じで内容は薄いです。結局最後はオーソドックスな殺陣に終始していて、緊張感に欠けるんですよね。殺るにも殺られるにも、もう少しその手法がバリエーションに富んでいたらなぁ…。
まぁ、それでも時代劇で久々に楽しめる作品に出会えたので、点数は甘めです。

十三人の刺客 通常版 [DVD]十三人の刺客 通常版 [DVD]
(2011/05/27)
役所広司、山田孝之 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本