ウィンブルドン2011 準々決勝

Victoria Azarenka (4) def. Tamira Paszek 6-3, 6-1
Maria Sharapova (5) def. Dominika Cibulkova (24) 6-1, 6-1
Petra Kvitova (8) def. Tsvetana Pironkova (32) 6-3, 6-7 (5-7), 6-2
Sabine Lisicki def. Marion Bartoli (9) 6-4, 6-7 (4-7), 6-1


4回戦同様、シャラポワの調子がかなりいいですね。
サービスで崩れることもほとんどなくなり、ショット選択にも迷いがありません。それに加えフットワークがだいぶよくなりました。攻撃している時は細かく脚を動かしてしっかり打点に入っていますし、守っている時は脚の長さを活かしたストライドで追いつき、しかも厳しいコースに返球しています。これだけ完成度の高いテニスをするシャラポワを見るのは久しぶりのような気がします。
アザレンカやクヴィトワのようなハードヒッターと対戦した時にもそのレベルをキープできるか、この試合の調子を準決勝、決勝へと繋げていけるかというのが鍵になるでしょう。応援している身としては、ピークがここで来てしまったような気がして心配なんですよね。全仏がそうでしたし。

シブルコワとしては、ウォズニアッキと戦った翌日にシャラポワですから全く違ったプレーを要求されることになり、対応が難しかったと思います。悪いプレーというわけではなかったんですけど、シャラポワクラスの選手にあれだけのテニスをされると厳しいですね。スライスやドロップショットの数を増やしたり、第2セット第2ゲームをキープできればまた少し違う展開になったかもしれませんが、それすらさせてくれないのがこの日のシャラポワでした。
今回、ウォズニアッキ、シャラポワら、優勝を期待している選手と当たってしまったので応援できませんでしたが、シブルコワは本来なら好きな選手のトップ10にも入るほどの選手なので、今大会の活躍をきっかけに夏のハードコートシーズンで暴れてもらいたいと思います。

クヴィトワは今大会初めてセットを落とすも、攻撃的テニスを続けて2年連続の4強。
先に展開していたのはほとんどクヴィトワで、ウィナーになるかミスになるかでスコアが動いていた印象でした。彼女は大柄な選手ですが守りもなかなか崩れず、安定感をもう一段階引き上げればナンバーワンになる可能性のある選手だと思うんですが、一発勝負のテニスなのでいまいち面白くないんだよなぁ。「Come on!」の掛け声も「ギャンッ!」と犬が吠えたようで怖い…。
ストロークの破壊力で劣るピロンコワとしてはもっといやらしい仕掛けで相手のミスを誘いたかったところでしょうが、サービスとリターンで一気に主導権を握られ、なかなかラリーに持ち込めませんでしたね。ドロップショットや、ヴィーナスを苦しめたフォアのスライスはもっと多用してもよかったように感じますが、余裕がない中では難しかったかな。

クヴィトワの準決勝の相手は、ついに鬼門の準々決勝を突破したアザレンカ。春以降攻守のバランスがよくなったアザレンカは、サービスもここまでの5戦中4戦で1stサービスの確率が7割を超えています。以前のような攻撃性は薄れましたが安定感は抜群。しかし、クヴィトワ相手にはある程度リスクを負ってでも攻めていかないと勝てないでしょう。

バルトリは激戦続きだったツケがここで来たか…。セリーナ戦に比べると動きが悪かったように見えました。第2セットを奪い返したあたりはさすがでしたが…。

ベスト4の平均年齢は21.75歳。全仏よりも5歳以上若返りました。全仏の4強の中では最も若かったシャラポワが今回は最年長になり、彼女以外はみんな21歳。ウィンブルドンは経験が重要なトーナメントと言われ、若いプレイヤーは上位進出することはあっても優勝に届くことは滅多になかったわけですが、今年は若い新チャンピオンが誕生する可能性も高そうですね。
しかし、立ち塞がれ、シャラポワ!
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