ウィンブルドン2011 4回戦

Dominika Cibulkova (24) def. Caroline Wozniacki (1) 1-6, 7-6 (7-5), 7-5
Victoria Azarenka (4) def. Nadia Petrova 6-2, 6-2
Maria Sharapova (5) def. Shuai Peng (20) 6-4, 6-2
Marion Bartoli (9) def. Serena Williams (7) 6-3, 7-6 (8-6)
Petra Kvitova (8) def. Yanina Wickmayer (19) 6-0, 6-2
Tsvetana Pironkova (32) def. Venus Williams (23) 6-2, 6-3
Sabine Lisicki def. Petra Cetkovska 7-6 (7-3), 6-1
Tamira Paszek def. Ksenia Pervak 6-2, 2-6, 6-3


ウォズニアッキとW姉妹が敗退!
全仏も4回戦敗退だったウォズニアッキも、復帰から2大会目で調整不足が懸念されたW姉妹も、大会中盤で負ける可能性はあると考えていましたが、まさか3人揃って姿を消すことになるとは…。彼女たちは実力だけでなく人気も抜群ですから、大会側としても痛手ですね。

ウォズニアッキは試合の中盤から相手に対応されてファイナル負けを喫するパターンが多いですね。鉄壁の守備に相手が戸惑っている間はいいんですけど、完全に守りに入ってしまうとショットが単調になってしまっています。守るにしてももっとループやスライスをもっと織り交ぜていやらしい展開を見せてほしいところ。シブルコワにマッチポイントを握られてからウィナーで2ポイント返したように、もっと早い段階で開き直れたらよかったんですけどね。
全仏&ウィンブルドンではベスト4入りできれば合格と思っていたんですが(しかし、それすら叶わず…)、全米は本気で優勝を狙いにいってもらいましょう。

それにしても、シブルコワは応援しているとコロッと負けるくせに、お気に入りプレイヤーばかりをなぎ倒すのはどういうことなのか…。次の相手は8強で一番応援しているシャラポワなので、ますます怖ろしい存在になりそうです。ま、シブルコワとしても鬼瓦のような顔をしたクラヤンコーチがバックについているんだから、簡単に負けるわけにはいかないですよね…。

もう一人、優勝を期待していたヴィーナスも負けました。
ピロンコワはこれでヴィーナスにGSで3度以上勝利した5人目のプレイヤーになったそう。となると他は10度以上戦っているセリーナ、リンジー、ヒンギス、キムでしょうから、トップ30に入ったことがなく、4戦中3戦で勝利を飾っているピロンコワがいかに相性がいいか判ります。
ピロンコワというのはニュートラルなショットを打つ選手で、ヴィーナスがカウンターショットを活かせるほど攻撃的にも来ないし、かといってヴィーナスが主導権を握り続けられるほど守備的ではない…。ゆっくりしたペースの中から突然飛び出す強打はインパクトがあって、それがやりづらさを生み出しているのかもしれません。でも、ヴィーナス戦でしか本領を発揮できないのはもったいないですね。コンスタントに結果が出せるようになればミスキナやヤンコビッチクラスの選手になれるかもしれないのに。

セリーナは長いブランクがあっただけにミスが多かったのは仕方ありませんが、この試合はバルトリを褒めるべきでしょう。全仏からの好調期を象徴するかのように、高い集中力を保ちながらハードヒットし続けました。この試合ではサービスもよかったですね。エースが10本あっただけでなく、セリーナがラケットに当てるのがやっとというサービスも多く、しかもそれが大切なポイントで決まっていました。セリーナのお株を奪う攻撃的テニスを続けられれば、優勝も見えてくるかな。
個人的には彼女のリターンの構えがすごく気になっています。お祓いのようにラケットを横にブンブン振るヤツ。全仏の時は意識していませんでしたが、以前はああいう形ではありませんでしたよね。いつから変えたんだろう…。

他にもペトロワが負けてしまった上に、チェトコフスカやペルバクといった未知の選手を確認できなかったのが残念。

これでグランドスラムどころかGSの優勝経験者はシャラポワしかいなくなってしまいました。決勝までたどり着けばその経験が活きるかもしれません。ただ、次が過去2勝2敗で、最近は2連敗中のシブルコワなのが気になるところ。しかし、いずれもクレーでの対戦なので芝ではシャラポワ有利だと信じたい!
優勝者は経験で勝るシャラポワの他、安定感のアザレンカ、勢いのクヴィトワの3人に絞られてくると思います。アザレンカはペトロワに付け入る余地を与えないくらいバランスの取れたテニスでしたし、試合は観ていませんが、クヴィトワも圧巻の勝ち上がりでしたから、準決勝で対決が実現すれば面白くなりそうです。
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ビーナス

伊達に勝ったビーナスに、伊達のためにも勝ち続けて欲しかったです。復帰戦で優勝となると他の選手には申し訳ないけど、今年ほどビーナスに感情移入して、応援した年はありません。2005年の俺たちがビーナスを応援してたみたいに、その感情にさらに熱を帯びて観戦をしたピロンコワ戦。ビーナスは明らかにギアをあげて、過去の優勝年の第二週のレベルを十分発揮できていたと思います。セカンド終盤にも集中が見て取れました。それでも勝てないくらいに今のテニスがレベルアップしている!!ピロンコワのサーブもコートカバーも強打も粘りも、決して不調ではないビーナスを押さえ込むだけのレベルでしたね。いぬふくが言うように俺もミスキナやヤンコを連想しました。ビーナスは展開とコースがすばらしいのですが、基本スピン系で左右の展開が多いので、同じく左右の動きが良い叩いてくる選手には分が悪いと思います。クビトバにはその点、強打の中にもフラット、スピン、前後の揺さぶりがある分、ピロンコワでも打ち勝つのは難しいでしょう。リシツキもパワー一転倒ではありませんし、今の女子テニス界のレベルの高さを改めて感じました。そんな中だからこそビーナスをさらに応援していきたいですね。でも今回はリシツキかクビトバを推しています。

七不思議

海人は2005年もヴィーナスを応援してたんだね。
自分はリンジーファンだったため、その年のウィンブルドンはトラウマレベルです…。
でもウィンブルドン優勝のチャンスはもうほとんどないと思ってるから、故障明けとはいえ今年のヴィーナスはがんばってもらいたかったな。

4回戦のヴィーナスは自滅というほど酷くはなかったけど、どこかに苦手意識が残って迷いながらプレイしたいたんじゃないかなという風に見えた。
彼女自身も、ピロンコワと対戦するとなぜか上手くいかないと発言しているし。
テニス界の変化も確かにあるけど、復帰直後にペトコやイヴァノビッチに勝っているヴィーナスが、この1年ほとんど勝てていなかったピロンコワに、前回と同じパターンで為す術なく敗れるというのはもはやテニス界の七不思議の一つと言っていいくらいでしょう!
データ取ってどこかの研究者が学説を発表してくれないかな~。

それにしても、伊達はあの試合を勝てていたら…とどうしても考えてしまうね。
連戦を勝ちきる力があるかどうかは分からないけど。
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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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