ウィンブルドン2011 展望

せっかくW姉妹が復帰したというのに、今度はキムが欠場。イーストボーンの2回戦で、痛めていた足首を捻挫してしまったようです。捻挫したのが試合序盤だったらしいので、なぜウィンブルドン前週に最後まで戦ったのか疑問ですが、まぁ、仕方ない…。一番ガッカリしているのは本人でしょうから。
そういえば、スヴェタは長期離脱どころか途中棄権、故障によるパフォーマンス低下もほとんどないよなぁ。ファンとしては感謝しなければならないかもしれませんね。その上毎回ハラハライライラさせてくれるというお楽しみもあるし(?)。

なお、トップ30の中ではキムの他にクレイバノワも欠場。何やら病気らしいですけど、全仏もいなかったし、気になります。

対照的に、ウィンブルドンに間に合ったウィリアムズ姉妹はウィンブルドンでの過去の実績も考慮されてシード順が繰り上がっていますが、それでもヴィーナスの23シードは迷惑ですよね。

全仏の時と同じように、ドローの上から順に上位16シード+αの展望を書いていきます。
詳しいドローはこちらから
http://www.wimbledon.com/en_GB/scores/draws/ws/wsdraw.pdf

ウォズニアッキ (1)
序盤からハードヒッターとの対戦、特にサービスの良いガイドソワの存在が気になるものの、ウォズニアッキなら大丈夫でしょう。4回戦ではクレーで2連敗したゲルゲスと当たる可能性がありますが、最初の関門は準々決勝のシャラポワかな。

ゲルゲス (16)
初の上位16シード。メディナ・ガリケスもシブルコワも芝のイメージはないので4回戦まではスイスイいきたいところですが、彼女自身芝との相性は未知数。プレーを見る限り、速いサーフェスには向かない気がしますが…。

ストーサー (10)
イーストボーンで4強入りを果たしているものの、トップスピンが活きない芝は苦手。3回戦のポンあたりに足をすくわれそうな気がします。

シャラポワ (5)
2004年に優勝、2005年、2006年も4強入りを果たしているシャラポワも、サービスに問題を抱えるようになってからは4回戦が最高。
しかし、昨年のセリーナ戦のようなプレーを続けられれば十分チャンスはあります。苦手としていた全仏でも活躍しましたし、サービスさえ安定していれば!(毎回言ってるな…) 個人的には今回最も勝ってもらいたい選手です。

リー (3)
イーストボーン優勝の経験もありますし、ウィンブルドンでは過去に2度ベスト8するなど、強烈なストロークは芝でも脅威です。
ただ、全仏チャンピオンとして臨む今大会は状況も変わってくるかも。元々ムラっ気のある選手なので、全豪後のようなスランプに陥らないかどうかが気掛かり。
そして、2回戦で当たるリシキが怖い存在です。

ラドワンスカ (13)
GSでシャラポワやスヴェタを破ったのももはや遠い昔の話。相性のいい芝でも最近はクヴィトワ、リー、アザレンカといったハードヒッターにはね除けられています。
8強入りを期待したいところですけど、そのためにはイヴァノビッチ→リーを連破しなければなりません。でも、やってもらいたい!

バルトリ (9)
苦手だったはずの全仏でなぜか突然の活躍を見せました。イーストボーンでも好調を保っていますし、今回も…。と注目するとコロッと負けるのもバルトリなんですよね。

セリーナ (7)
イーストボーンの初戦は酷い内容でしたが、悪いなりに試合をまとめるのはさすがでした。ヴェラ相手にもあと一歩というところまでいきましたし、やはり優勝候補からは外せない存在です。ただ、そのためにはもう一段階レベルを上げる必要がありますね。
ベスト8には入らないとトップ100落ちしてしまうので、踏ん張ってもらいたいところです。

スキアボーネ (6)
初戦の相手は何とドキッチ! 安定感に欠けるとはいえ、ウィンブルドンに強かった選手ですから、あまり当たりたくはなかったですね。さすがに昨年のように全仏後に息切れということはないと思いますが。

ペトコビッチ (11)
ハードヒッター不在のブロック。3連続GS8強も不可能ではないと言えるほどドローには恵まれました。あとは実績の芝にどれだけ対応できるか…。

パブリチェンコワ (14)
芝でどこまで戦えるかは分かりませんが、同じブロックには不調組ばかり集まっているので、4回戦進出はノルマになるでしょう。

アザレンカ (4)
前哨戦でまたリタイア。自分がアザレンカを応援できない最大の理由はこういうところなんですよね…。もちろん、早い段階で見切りをつけるので長期離脱を免れることができているのかもしれませんが、最近は彼女が泣きながらリタイアしても、どうせ来週には復帰してるんだろうな~と醒めた見方をするようになってしまいました。
否定的な言い方をしてしまいましたけど、上手く調整できれば優勝争いに絡んでくるでしょう。3回戦で当たりそうなダニエラが最初の関門になりそうですが、ドロー運はいいです。

クヴィトワ (8)
昨年のベスト4。ここでポイントを守れればトップ5入りが見えてきます。
優勝争いにも絡みそうですけど、劣勢になると途端に単調になる傾向があるので、信頼性は低め。どれだけ精神的に押せ押せでいけるかが鍵ですね。

スヴェタ (12)
全仏の時は、言葉とは裏腹に期待してしまっていましたが、ウィンブルドンなら本気で期待せずに済みそう。しかも今回はどこで負けてもおかしくないようなタフドローですし。
でも、そんなウィンブルドンでも過去3度のベスト8があるんですよねぇ。しかも奇数年に。そんなデータを気にしているあたりが期待しちゃっている証拠なのかもしれませんが…。

ヤンコビッチ (15)
ウォズニアッキやシャラポワに気を取られていましたが、ヤンコビッチも前哨戦に出ていないんですね。
初戦からマルチネス・サンチェスなどという曲者を引き当てましたし、3回戦でヴィーナスというハズレクジですから、とっととハードコートシーズンに移行した方がよさそう。(もっとも、彼女はウィンブルドンでヴィーナスを下したことがありますけど)

ヴェラ (2)
昨年のファイナリスト。本命不在なだけに今度こそという気持ちもあるでしょうが、GSタイトルを取るためにはウォズニアッキ以上に凄味が足りないのが彼女。4回戦からのヴィーナス→クヴィトワ→アザレンカという強打者の猛攻を防ぎきることはできるか。


そして、それ以外の注目選手も
ヴィーナス (23)
ウィンブルドンに対する思い入れという点ではセリーナ以上かもしれません。昨年の準々決勝でピロンコワに足をすくわれた悔しさもあるでしょうし、残りのキャリアを考えるとここでがんばっておきたいでしょう。
復帰直後なので調整不足は否めませんけど、前哨戦を見る限りはそれほど問題はないように思います。ただ、武器であるフットワークがまだ万全でないのと、キムのように時折気の抜けたような負け方をすることがあるのが気掛かり。

ダニエラ (25)
全仏でウォズニアッキを破ったのに続き、イーストボーンでもリーやヴィーナスを倒すなど好調。3回戦でアザレンカと当たるというのは厳しいですけど、そこを突破すれば台風の目になるかも。

キリレンコ (26)
3回戦でセリーナ。さすがに厳しいか。とりあえず2回は勝ってもらいましょう。

ピロンコワ (32)
キムに欠場によりシードに滑り込みました。昨年ベスト4の900ポイントをすべて失うと一気にトップ100落ちなんてこともあり得るので、ここが正念場です。粗いけど面白いテニスをする選手なので、踏み止まってほしいんですけど。

ペトロワ
現在37位。ついにシードが外れてしまったかぁ…。
なぜこんなに勝てていないのか分かりませんが、ウィンブルドンは過去10年最低でも3回戦進出を果たしている相性のいいトーナメントなので、奮起してもらいたいところ。ドロー自体は悪くないです。

森田
初戦はパシェク。トップ40入りに希望をつなぐためには、初戦突破は絶対条件です。
勝てばマカロワ。マカロワのようなタイプは苦手だと思うんですけど、安定感には欠けるプレイヤーなので打ち破ってもらいたいですね。

伊達
初戦はオブライエンと当たります。GS初戦でシード選手と当たらないのはいつ以来だろう…。得意の芝だし、故障もないし、ここは勝ってもらわないと! そこを突破するとおそらくヴィーナスとの対戦が待っているでしょう。実現させてほしいです。

ベスト4の希望はシャラポワ、ラドワンスカ、ペトロワ、ヴィーナス。ペトロワ以外は可能性もなくはないと思っています。でも、実際はW姉妹にリーとアザレンカ、シャラポワを絡めたあたりが有力かな。
ウィンブルドンタイトル保持者はW姉妹とシャラポワの3人だけ。新チャンピオンの誕生も面白いですが、ノーマークの選手が優勝してそれっきり低迷、というパターンだけは勘弁してもらいたい…。
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