ぼくのエリ 200歳の少女 他

オーケストラ!  ★★★★★★☆☆☆☆
評判がよかったので借りてみたはいいものの、あまりのめり込めませんでした。
展開が平坦なんですよね…。小ネタを混ぜたドタバタ劇はどれも面白いんですけど、最近観た「のだめ 前編」と大して違いがないんです。「のだめ」は世界観自体がぶっ飛んでいるのであり得ない展開もすんなり受け止められるんですが、こちらはなぜか集中できませんでした。コメディの部分だけでなく、物語の核になっているはずの謎もありがちなものだったし…。
ラストの演奏シーンも悪くはないんですけど、圧倒されるほどのものではなくて、その分長く感じてしまいました。もっと登場人物に感情移入できていたら、表情から彼らの想いを感じ取れたのかなとも思うんですが、そこまでは至らず…。
いい映画風ではあるのですが、上記の理由によって中途半端な印象が残ってしまいました。
個人的に注目していたメラニー・ロランも、「イングロリアス・バスターズ」の方が魅力的だったな。

ぼくのエリ 200歳の少女 ★★★★★★★☆☆☆
スウェーデンのベストセラー小説の映画化であり、去年はハリウッドでリメイクまでされた話題作。グロいシーンは随所に見られるものの、思っていた以上にホラーの要素は薄く、真っ当なヒューマンドラマでした。いや、ミステリーと言うべきか…。
エリの父という男(彼はヴァンパイアではありません)が娘のために人間の血を採取するものの、その手際の悪さが呆れるほど。しかし、よく解らなかった彼の存在が後半になるとある意味を持っているように思えてきます。はっきりとした描写がないので一つの解釈にしかなりませんけど、この辺の匂わせ方はなかなか面白かったです。ハリウッド作品や日本映画には見られない雰囲気も気に入りました。
が、腑に落ちない点があります。
エリには、ヴァンパイアだということ以外にもう一つ秘密があるらしいんですが、観賞中は違和感を持った程度でした。で、後で知ったのは、重要なシーンに修正が加えられているということ(劇場版はぼかしだったとか)。その描写があるとないとでは作品から受ける印象が全く違うものになった可能性も否めず、隠された謎を知ってしまうと、不完全なものを見せられたような気分にもなりました。別にそれを知ったからといって評価が下がるわけではないですけど、日本では制作者が意図したものと一部違う形で公開されたというのは非常に残念な話です。
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