全仏オープンテニス2011 3回戦

全仏中ではありますが、パティが引退を表明したそう。
チャールストンの敗退後にも「今年が最後」と言っていたし、最近の成績を見ても引退の時が近いのは感じていたものの、やっぱり淋しいものですね。
パティで思い出すのは、ヒンギスと力を合わせて決勝まで辿り着きながらアランチャ&コンチータの壁を突破できず号泣した1998年のフェドカップと、仲の悪かったクルニコワと険悪な雰囲気で戦っていた1999年のファミリー・サークル・カップの準決勝。勝っているイメージがないのが残念ですけど、全豪ベスト4と最高位7位は立派な実績です。お疲れ様でした。

さて本題。
2回戦のキムの敗退は何となく予想できましたが、3回戦では驚きのアップセットが2つもありました。

Daniela Hantuchova (28) def. Caroline Wozniacki (1) 6-1, 6-3
Gisela Dulko def. Samantha Stosur (8) 6-4, 1-6, 6-3


ウォズニアッキは4回戦あたりで負けても驚きはしないけど、相性の良くないクレーでも優勝の可能性は十分にあると考えていました。それだけに、この不甲斐ない敗戦には怒りすら覚えています。またもやピーキング失敗ですね。調整期間が短い全豪とウィンブルドンはまだしも、全仏と全米の前週は出場を控えて調整に励んでもらいたいところです。噂によると、そういう計画もあるみたいですけどね。
何と言っても世界1位ですから、常に結果を求められ、みんなが自分を倒すのに躍起になっている現状は精神的にもキツいと思います。しかし、ここ数年ナンバーワンになった選手が短期間で潰れていったのを見ているだけに、自分を見失わずに次のトーナメントに挑んでもらいたいと思います。

Vera Zvonareva (3) def. Anastasia Rodionova 6-2, 6-3
Victoria Azarenka (4) def. Roberta Vinci (30) 6-3, 6-2
Francesca Schiavone (5) def. Shuai Peng (29) 6-3, 1-2 retired
Na Li (6) def. Sorana Cirstea 6-2, 6-2
Maria Sharapova (7) def. Yung-Jan Chan 6-2, 6-3
Petra Kvitova (9) def. Vania King 6-4, 6-2
Jelena Jankovic (10) def. Bethanie Mattek-Sands 6-2, 6-2
Marion Bartoli (11) def. Julia Goerges (17) 3-6, 6-2, 6-4
Agnieszka Radwanska (12) def. Yanina Wickmayer (21) 6-4, 6-4
Svetlana Kuznetsova (13) def. Rebecca Marino 6-0, 6-4
Anastasia Pavlyuchenkova (14) def. Nuria Llagostera Vives 3-6, 6-3, 6-3
Andrea Petkovic (15) def. Jarmila Gajdosova (24) 6-2, 4-6, 6-3
Ekaterina Makarova def. Kaia Kanepi (16) 6-4, 7-5
Maria Kirilenko (25) def. Arantxa Rus 6-1, 6-1


ウォズニアッキとストーサー敗退にショックを受けつつも、これでスヴェタが勝ち上がりやすくなった、ウッシッシ…とほくそ笑んでいる自分がいます。
3回戦も相手の粗さはあったものの、堅実なテニスで完勝。2試合連続で40分台の試合で、一昨年を思わせる安定感に自然と期待も高まってしまいますが、期待した途端に負けるのもスヴェタだからなぁ…。次に当たるダニエラには過去7勝4敗、クレーでは2戦2勝ですが、ダニエラはこれまで1セットも奪ったことのなかったウォズニアッキに完勝しているわけですから、あまり参考にならないデータかもしれませんね。

本腰入れてスヴェタを応援できない分はラドワンスカに…。
さすがにウィックマイヤーのハードヒットに手こずるシーンはあったものの、そこはもうかわしのテクニックでストレート勝ち。この試合ではサービスエースを5つ決めるなど、サービスゲームの安定感が光りました。
ところで、ラドワンスカの試合にはいつも(多分)同じ親衛隊がいて、かなりインパクトのある声援を送っているんですよね。そんな応援の中でも顔色一つ変えず淡々と戦い続ける彼女は、気性の激しい子分たちを従える暗殺集団の女ボスといった感じで、妙な貫禄があります。次のシャラポワ戦では間違いなく応援の数では負けるでしょうから、ポーランド軍団にはいつも以上に迫力ある声援を送ってもらいたいところ。
それにしても、ラドワンスカとシャラポワがここで潰し合うのがもったいないなぁ…。シャラポワの復活劇も見たいですが、初のGSベスト4を狙うためにもここはラドワンスカに勝ってもらいましょう。シャラポワとの対戦は競りながらも押し切られるパターンが多いですし。シャラポワはダブルフォールトをどれだけ抑えるか、ラドワンスカはリターンで叩かれないサービスのコース選びが鍵になりそうですね。

ウォズニアッキとキムが敗れた今、優勝に最も近いのはアザレンカかな。
前哨戦と今大会の勝ち上がりを見ていても本当に安定していますし、動きも明らかによくなっています。クヴィトワと当たる可能性の高い準々決勝が一つの山場になるでしょうが、アザレンカの方が余力を残して準々決勝に臨めそう。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

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予想

Amélieはどうもアザレンカがいけるんじゃないかと思っているようです。
ほんと、好調ですものね。
昨日WOWOWでインタビューやってましたが、明るくていい感じでした。
今のところ伸び伸びやれてるんでしょうね。
それと、今までの強打一辺倒ではなく、いろんなショットが打てるようになっているようです。
話しの中で震災のことにも触れ、また近いうちに日本にとも言ってましたから
たぶん東レに来てくれるんでしょうね。

スヴェちゃん、このまま行ってくれるといいんですけどね。
それと、やっぱりラドワンスカは上手いですねぇ。
常に落ち着いてて、やわらかいですね。
ほんと、ラドワンスカも応援したいです。

ここにもうひとり

ウッシッシと思っている人間がおります。が、しかし、欲しがりません勝つまでは。当方ブログでは完全スルーを決め込むつもりです。

ウォズニアキへの「怒りすら覚える」というのはまったくもって同じです。前週の大会に出場している時点でもう今大会の優勝はないなと確信しました。もちろんハンチュコバがよかったっていうのもあるんでしょうけど、持ち味の守備が100%出せない、ショットをミスしまくるというのはやはり明らかにピーキング失敗です。あの親父コーチは何を考えているんだ? それとも本人の希望なのか??

私もGS初タイトルを取るならアザレンカだろうと思います。もともとウォズニアキよりもGSで上位まで勝ちあがれる存在だと思っていました。最近は弱点のメンタルも克服しているようですから、現実味あるかなァ、と思います。

そうそう錦織がWOWOWのブースに登場、女子で気になる選手はペトコロアッツィだといっていました。ガンガンとフォアで攻撃していくプレーがお好みとのこと。

本命

>ameponさん

やっぱりアザレンカを本命視する人は多いんでしょうか。
アザレンカはテニスコーチやWOWOWの解説をしている坂本正秀氏と仲がいいみたいですね。
インタビューに応じてくれたのもその縁かもしれません。
アザレンカのプレースタイル自体はあまり好みではないので観戦することは少ないんですが、それでもはっきり判るくらい安定してきた感じがします。
あとは体調万全で7試合戦い抜けるかということと、経験のない準決勝以降にも落ち着いて挑めるかということでしょうか。

ラドワンスカはGSタイトルを取れるようなプレースタイルとは思えないんですけど、現代のテニスで彼女の存在は本当に貴重ですよね。
生だと余計にそのテクニックに魅了されますけど、去年は練習しか見られなかったので、今年また来てほしいなぁ。
全仏もがんばってもらいたいですね!

欲しがりません!

>takezohさん

自分も、takezohさんのブログに「勝ちましたー!」とコメントするのを控えてしまいました…。
こんな応援じゃスヴェタもかわいそうですが、そこは「期待すると勝ってくれないあんたが悪いんじゃ!」ってことで…。

ウォズニアッキ陣営は、もしかしたらスケジューリングを試しているのかもしれませんね。
今後出場数を抑えて、練習で調整すべきか、実戦で調整すべきか見極めるという…。
まぁ、それをするには若干遅い気もしますけど、何と言ってもまだ20歳ですから気長に待とうと思います。
ただし、ネットプレーは本気で磨いてくれっ!

それにしても、もしアザレンカが優勝したらウォズニアッキへに対するメディアの攻撃が激しくなりそうで、そこが心配です。
自分はやはりウォズニアッキ>アザレンカなので…。

錦織くんの気になる選手はペトコですかぁ。
キャラじゃなくて、フォアハンドが好きなんですね。
ペトコ好きな自分も、まだ彼女のプレーには特別なものを見つけられないというのが本音なので、改めてじっくり観察してみたいと思います。
しかし、キリレンコ戦の開始時間遅すぎ…。
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