Porsche Tennis Grand Prix

 <Quarterfinals>
Caroline Wozniacki (1) def. Andrea Petkovic 6-4, 6-1
Samantha Stosur (5) def. Vera Zvonareva (2) 2-6, 6-3, 7-6 (7-3)
Julia Goerges def. Sabine Lisicki 6-4, 6-4
Agnieszka Radwanska def. Kristina Barrois 7-5, 6-3

 <Semifinals>
Caroline Wozniacki (1) def. Agnieszka Radwanska 7-5, 6-3
Julia Goerges def. Samantha Stosur (5) 6-4, 3-6, 7-5

 <Final>
Julia Goerges def. Caroline Wozniacki (1) 7-6 (7-3), 6-3


ニュー・ヒロイン誕生!
地元の応援を背にジャーマン旋風が吹き荒れた今週、ベスト8に4人が勝ち上がりました(ダブルスでも決勝を戦った4人中3人がドイツ人)。その中で唯一準決勝に勝ち上がったゲルゲスがそこからストーサーとウォズニアッキを破って優勝。

決勝に関しては、ゲルゲスの日だったと言っていいでしょう。ウォズニアッキのショットが僅かにラインを割るシーンが多かった中、ゲルゲスはことごとくラインの乗せていました。どんなスコアになっても、ウォズニアッキなら巻き返してくるんじゃないかと考えていたんですが、終盤、ウォズニアッキがブレイクポイントを握ったシーンで、ゲルゲスの打ったバックのダウン・ザ・ラインがラインの外側をかすっていたシーンを見た時に、こりゃ番狂わせが起こるな、と…。地の利があったとはいえ、地元の期待を背負うというのはプレッシャーでもあったはず。プレミアシリーズ初の決勝の舞台で、ナンバーワンプレイヤー相手にここまで伸び伸び動けるとは予想できませんでした。

ゲルゲスのプレーをゆっくり見たのは初めてでしたけど、準決勝と決勝を見る限り、ビッグサーブや破壊力のあるフォアハンドなど、トップ10にいた時のイヴァノビッチと重なる部分がありますね。まぁ、遠目からのシルエットが似ているということもありますが…。大きな違いとしては、イヴァノビッチはスライスでの凌ぎが上手いのに対し、ゲルゲスは真っ向勝負を好むところでしょうか。決勝では多用していたループボールがウォズニアッキ対策なのかどうかははっきりしませんが、あれくらい効果的に使えるようだと今後のクレーシーズンでも面白い活躍をしてくれそうです。サービスに関しては、一発で仕留められるフラットサーブはもちろん、アドサイドからのキックサーブが非常に効果的でした。
ところで、ゲルゲスに関しては先週の記事でルックスが好みと書いたんですけど、試合中はヘアバンド着用でかわいさ半減なのが残念。何だかメアリー・ジョー・フェルナンデスのようなんですよね。サンバイザー希望! それが無理ならオフコートに期待します。

この優勝でランキングは自己最高の27位に浮上。ペトコも同じく自己最高の15位までランキングを上げてきて、トップ30にドイツ人プレイヤーが2人となりました。これはシュテフィ・グラフとアンケ・フーバーが活躍していた1999年以来のこととなるそうです。
しばらくトッププレイヤーに恵まれなかったドイツですが、ペトコにゲルゲス、リシキといった20代前半の選手がここ数年で育ってきています。思えば彼女たちが物心ついた頃には既にシュテフィやベッカーがトップにいて、フーバーやシュティッヒもそれに続くなどテニス大国と呼べるだけの実績は残していたわけですから、トッププレイヤーが育つだけの土壌はできていたんでしょうね。あとは同国選手同士で刺激し合ってもっと上を目指してもらいたいものです。

ウォズニアッキは爆発力で勝負するタイプではないので、完璧なテニスをしたゲルゲスに負けたのも仕方ない部分がありますが、それにしても消極的すぎたかなという気はします。ポイントに繋がらなくても、ネットプレーやドロップショットをもっと多用して、相手のペースを崩すべきだったんじゃないかな。決勝では攻めにいったストロークがことごとく浅くなってしまっていたのも防戦一方になってしまった一因でした。
とはいえ、昨年と比べたら明らかに攻撃力はアップしています。今季プレミア以上の8大会に出場して、5回の決勝、3タイトルというのはナンバーワンとしても上出来でしょう。

ちなみに、個人的なベストマッチはラドワンスカvsスキアボーネでした。
ラドワンスカが針の穴を通すようなコントロールと抜群の安定感で展開するのに対し、スキアボーネはヘビートップスピンとスライスを駆使してコートを広く使ったラリーを得意とする選手。なので、見た目の印象は全然違いますが、どちらもテクニカルな選手だけあって激しい技の応酬が見られました。現代のテニスでここまでネットプレーとドロップショットが飛び出す試合ってそうはないんじゃないかな。
そんな中、ラドワンスカがスキアボーネ相手にサーブ&ボレーを多用していたのが印象的でした。片手バックハンドの選手は厳しいサービスはスライスで処理することが多いので、これは効果的な戦略。ローボレーやハーフボレーの処理など、まだまだ課題はありますけど、ラドワンスカも着実にレベルアップしていると感じられる一戦でした。

裏のモロッコの大会ではサフィナの復活優勝を期待していたんですけど、何と食中毒で準決勝を棄権。2回戦を見る限りだいぶプレーの質が戻ってきたように思えただけに残念すぎます。まぁ、怪我じゃないので長期離脱にはならないでしょうし、今のメンタルならトップ30あたりにはすぐに戻ってきてくれるんじゃないかな。
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