Fed Cup 2011 SF

キムが従兄弟の結婚式でダンスを踊っている最中に、足首を捻挫してしまったとか…。全仏を欠場する可能性も出てきました。
肩と手首の故障で休養中であることが不幸中の幸いか。治った直後に新たな怪我ということになれば、シーズンを棒に振ることだって考えられますしね。今のうちに集中的に治療して、完璧なフィジカルで戻ってきてもらいましょう。
しかし、これでキム・スラム(昨年の全米から4連続GS制覇)は難しくなりましたね。万全な態勢であっても全仏とウィンブルドンの両方を制するのは並大抵なことではないのに、調整不足では…。

ロシア 5-0 イタリア
イタリアは両エースのスキアボーネとペンネッタが珍しく不在。その下にも実力者はいますが、ロシア相手にこの面子ではさすがに厳しいですね。
ロシアは現在最も安定しているヴェラが出場したことで精神的にグッと有利になったことでしょう。ヴェラ、スヴェタ、パブリチェンコワといった、他国なら確実にエースになるプレイヤーが3人もいるわけですから、決勝もこのメンバーで戦えるようなら優勝の可能性は限りなく高いと思います。逆に、ヴェラが出場しないようだと混戦になるかもしれません。シャラポワはもう出てこないだろうし、ペトロワやサフィナじゃ安定感に欠けるからなぁ。ま、これだけ迷えるのも贅沢な話ですけど。

チェコ 3-2 ベルギー
エナン引退、キムは故障となれば、ウィックマイヤーに頼らざるを得ないのがベルギーの苦しいところ。ウィックマイヤーも昨年の不調からは抜け出しつつありますけど、格上を粉砕するほどのパワーはないからな。
地味に層の厚いチェコは、QF同様、クヴィトワがエースとしての役割を見事に果たしましたね。ツアーではスランプ突入かと思われましたが、これをきっかけに再び爆発できるでしょうか。初めて(チェコスロバキア時代を含めると1988年以来)の優勝に手が届くかどうかは彼女のがんばりに懸かっているでしょう。

というわけで、決勝はロシアvsチェコになりました。両国の対戦成績は過去2勝2敗。とはいえ、最後の対戦が10年も前なので参考になる数字ではないでしょう。シングルスランキングで言えば圧倒的にロシアが有利ですが、ロシアチームはメンタルに難ありなので、チェコの勢いが勝るようならもしかするかも…。

この試合と同時にワールドグループの入れ替え戦も行われ、来季のワールドグループには上の4ヶ国以外にドイツ、スペイン、セルビア、ウクライナが名を連ねました。8ヶ国すべてがヨーロッパ圏というのはフェドカップ開始以来初めてのことじゃないでしょうか。そう、アメリカがいないんですよ! 古くはエバートやナブラチロワ、90年代はモニカやリンジー、カプリアティ、そしてW姉妹といったトッププレイヤーが次々に生まれ、常にテニス界を引っ張ってきたアメリカ。W姉妹が出場しなくても中堅選手のがんばりで昨年、一昨年と決勝に勝ち進んではいましたが、いつかこういう日が来るのではないかと考えていた人は多いんじゃないでしょうか。アメリカとしては、ニューヒロインと目されていたウダンがトップ50に定着できていないのが大きな誤算でしょう。とはいえ、トップ100に3人の10代プレイヤーがいますし、ダブルスはフーバーとキングで勝ちが計算できますから、すぐにワールドグループに戻ってくると思います。

そのアメリカに引導を渡したのがドイツ。個人的に、今回最も注目していたチームです。
昨年からお気に入りWTAプレイヤーのトップ5にランクインしてきたペトコはもちろん、有望株であると同時にルックスがかなり好みのゲルゲス(写真中央)、そこに故障から戻ってきたリシキとグローネフェルトを加え、5-0と完勝でした。twitterで変顔写真をアップするなど、ファンサービスも怠りなし。ペトコダンスの封印は残念ですけど、また新しいパフォーマンスも期待しています!

それにしても、今は圧倒的な国がなくなった分、有力選手がどこにもいて、ワールドグループ2もすごいことになっていますね~。日本は7月のアルゼンチン戦で勝つとグループ2昇格が決定しますけど、待ち受けるのがアメリカ、フランス、スロバキア、オーストラリア、ベラルーシ、スロベニア、スイスですから。出場選手次第では豪華な対戦が楽しめそうです。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

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お久しぶり

たまたまWOWOWを見たら、FEDのハイライトやってました。
途中からみたら、1日目の第2試合スヴェちゃんvsヴィンチのスヴェちゃんのServing For The Match!
スコアは圧倒してましたけど、ピリッとしない感じでした。^^;
途中映ったのはミスキナ!コーチしてるようでトレーニング・ウェアでした。
会場ロシアだったので観客席にはサフィンも。

これからの楽しみとしては、馴染みの選手たちのコーチ対決もありかなと思いました。

強くなってくると個人が優先されるということなのか、それとも怪我とかの問題なのか
イタリアのスキアボーネ、ペンネッタ欠場はほんとに意外でした。

最近のキムはテニスに一所懸命という感じではないですね。
いえ、もともとプライベートを大切にする人だったから、結婚・出産でさらにそれが際立つようになったんでしょうね。
テニスファンとしてはちょっと残念ですが、本人の考え方ですからね。

何を優先するか

ミスキナやリホフツェワは準々決勝の時もいた気がするので、決勝でも姿を確認できるかもしれません。
サフィンは引退してもひっぱりだこのようです。
デビスカップではレポーターをしていましたが、やっぱり華があるんですよねぇ…。

イタリアは同じメンバーで連覇を果たしていましたから、今後はツアー優先でいくのかもしれませんね。
そろそろ世代交代をしていかないといけない時期ですし。

キムはTime誌の「最も影響力がある100人」に選ばれたとか…。
ここまでテニスと家庭の両立を成功させた選手は過去にいませんからね。
でも、コート上ではもっとガッツを見せてほしいな(元々そういうタイプではありませんでしたが)。
一昨年の東レで見たシャラポワとか、同じ年の最終戦で痙攣して泣きながら勝利をもぎ取ったウォズニアッキとか、試合に懸ける執念を見るとテニスファンとしては嬉しいものです。
まぁ、確かに本人の考え方、価値観なんですけどね。
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