イングロリアス・バスターズ 他

イングロリアス・バスターズ ★★★★★★★★☆☆
悪趣味極まりないと切って捨てたくなるような物語を、エンターテインメントとして昇華させるあたりはさすがタランティーノ。脚本の巧さが光ります。第1章なんか15分ほど会話だけで進んでいくのに、ずっと緊張感が張り詰めていました。脚本に拘った結果、中盤はしっかりダレましたが、それでもこれまで観たタランティーノ作品の中では「パルプ・フィクション」に次ぐ面白さでした。
本作が独特な世界観を醸し出しているのは、もちろんタランティーノの脚本によるものも大きいかもしれませんが、各国の俳優たちが母国語で話し欧米の言語が入り乱れているのも一因でしょうね。その影響で、クリストフ・ヴァルツやメラニー・ロランのように日本での知名度が高くなかった俳優の存在感も際立っています。個人的にはブラピやクリストフ・ヴァルツよりも、メラニー・ロランとダニエル・ブリュールの関係の発展が楽しみだったんですが、まさかあんな終わり方をするとは…。予想していなかっただけに落ち込みましたけど、結局こうなるしかなかったんだろうし、その後の展開がその悲しみを吹き飛ばしてくれました。
いろいろな意味で快作!

◆クエンティン・タランティーノ監督作品の評価
「デス・プルーフ」 ★★★★★★★☆☆☆

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ブラッド・ピット、メラニー・ロラン

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パイレーツ・ロック ★★★★★★★☆☆☆
世間の評価の高さや、同監督の「ラブ・アクチュアリー」の満足度から結構期待して観たんですが、自分と登場人物たちの間に大きなテンションの差があって、あまりのめり込めませんでした。クオリティの問題ではないと思うんですが、舞台が特殊なので、誰もが幸せな気分になれそうだった「ラブ・アクチュアリー」と比べると人を選ぶ作品であるのは確か。
とはいえ、個性的な登場人物たちはなかなか魅力に溢れていて、特にフィリップ・シーモア・ホフマンが演じたカウントはかなり大好きなキャラでした。しかし、演じているのが彼だとはしばらく気付けず…。前半はずっと「フィリップっぽいこの人、いい役者だな~」と思っていましたよ。
自分の音楽の趣味はあまりUKに向かっていないので、音楽映画としては大して楽しめなかったんですが、「17歳のカルテ」では衝撃的なシーンで使われていたスキーター・デイヴィスの「The End Of The World (邦題:この世の果てまで)」だけはやっぱり印象に残ったな。いい曲です。

◆リチャード・カーティス監督作品の評価
「ラブ・アクチュアリー」 ★★★★★★★★☆☆
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