シカゴ

シカゴ [DVD]シカゴ [DVD]
(2007/02/09)
レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

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新作「NINE」の公開を今週末に控えたロブ・マーシャルの監督デビュー作にして大傑作ミュージカル。
普段は繰り返し映画を観ることはそれほどないんですけど、この作品はDVDを買って本当に繰り返し楽しみました。おそらく、これまで最も多くDVDで観返した作品だと思います。最初はもちろん映画館ですが。

本作で注目すべき点はまず、キャストの華やかな演技でしょう。
その中でもやはり、アカデミー助演女優賞を取ったキャサリン・ゼタ=ジョーンズの存在が光ります。歌とダンスの迫力はもちろん、序盤の傲慢な態度から一転、ロキシー(レニー・ゼルウィガー)にシカゴの主役の座を奪われてから見せる焦りっぷりがかわいい。レニー・ゼルウィガー目当てで行ったんですが、終わる頃にはすっかりキャサリン・ゼタ=ジョーンズのファンになっていました。
しかしレニーの方もなかなか印象的なんです。キャサリンに比べると身体を張ったシーンは少ないものの、ツンと生意気な言動が不思議と魅力的。不倫や人殺しをしても悪びれず、自分の利益のためなら平気で嘘をつく最低女なんですけどね。コミカルな表情もレニーにしかできないでしょう。
リチャード・ギアも好演しているんですが、レニーとキャサリンと比べるとどうしても地味な存在になってしたように感じました。男性陣の中ではロキシーの惨めな夫を演じたジョン・C・ライリーの方が印象に残るんじゃないでしょうか。

もちろん内容も大充実。
中心にあるのは割とオーソドックスな物語なんですけど、まぁ、ミュージカルは王道の展開を歌と踊りでいかに楽しませるかというような部分もありますからね。本作も軸がシンプルなだけに、皮肉だらけのセリフや細かい演出を存分に楽しむことができます。正統派のミュージカルでありながら、他の作品にありがちなセリフから歌に移行するシーンに違和感を感じることもないし、その歌の種類もバラエティに富んでいて文句なし。
お気に入りシーンは多々ありますが、個人的には腹話術式記者会見がベストですね! コメディエンヌとしてのレニーの魅力が存分に発揮されたシーンでもありますし、腹話術人形に扮した記者たちがテンション高く入り乱れる様も爽快で、ここだけは何度も繰り返し見てしまうんです。

中盤までが華やかなだけに、終盤の裁判シーンがダレる点だけが唯一の不満。せっかくあれだけの楽曲を揃えているんだから終盤にも派手な歌を聴きたかったところ。まぁ、これはオリジナルの舞台版から大きく変えることができないでしょうから、映画版に不満を言っても仕方ないでしょうけど…。

★★★★★★★★★☆
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テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画

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