おくりびと 他

おくりびと ★★★★★★★★☆☆
オスカー受賞効果もあって、昨年前半、日本映画界の中心にいたのはこれでしたね。そこまで高い評価を得た理由が気になっていたのですが、確かに賞レースに強そうな世界観とストーリー性を持ち合わせ、それでいて観客を泣かせることを目的にした安っぽい作品になっていない、なかなかの良作でした。
要所要所に心温まる笑いのシーンが盛り込まれているために、納棺のシーンが中心になるのに全く重苦しくなっていないし、役者の抑えた演技も素晴らしい。巷で酷評されっぱなしの広末涼子の演技ですが、個人的にはかなり好印象を持ちました。あまり好きな女優ではなかったんですけど、彼女の持つ雰囲気がこの作品にはマッチしていたと思います。
あまりにまとまりすぎていてかえって印象に残りづらい嫌いはあるけども、それも大した問題ではありません。映画に派手さを求める人でなければ、1度は観ておいて後悔はないですよ。

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(2009/03/18)
本木雅弘、広末涼子

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そのときは彼によろしく ★★★★☆☆☆☆☆☆
「愛する人が実は病気で…」という、一時期ウンザリするほど耳にした設定。一般的には「世界の中心で愛を叫ぶ」が有名ですね。これもストーリーは違うとはいえ、ターゲットは全く同じでしょう。ただ、「世界の中心で~」と比べると設定にちぐはぐな点が目立ち、特に盛り上がりもないまま終わってしまうので、かなり消化不良でした。
山田孝之は個人的に好きな俳優ですし相変わらず安定した演技だなと思うものの、この頃はこういう普通の役ばかりやっていたような気がしますね。個人的にはこういう根暗で実直な青年役は嫌いじゃないですが、新鮮味に欠けるのは否めません。その反動か、最近はハジケた役が目立ちますが…。
長澤まさみは役柄とあまり合っていなかったように見えます。奔放というだけならいいけども、秘密を隠し持っている女の子というにはあまりにも安っぽい演技でした。唯一、彼女の登場シーンだけは気に入りましたけど。オーソドックスでいながら、それを引っ張ることで一瞬観客を混乱させる。上手い導き方だったな、と…。
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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

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