I Am... Yours / Beyonce

アイ・アム...ユアーズ(DVD付)アイ・アム...ユアーズ(DVD付)
(2009/12/02)
ビヨンセ、レディー・ガガ

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ラスベガス公演を収録したCD+DVD。1500人しか収容しない会場で、演出をできる限り抑えて観客との距離を大切にしたライヴということで、普段のBeyonceのパフォーマンスが大好きな自分としてはちょっと大人しすぎるような気もします。歌唱力があるとは言ってもバラードの魅力はAlicia KeysやMary J. Bligeには敵わないので、序盤にアップがないとダレてしまうというのは否定できません。

ただ、そんな中にも彼女らしいアイデアがいくつか見られて、特に「If I Was A Boy」の途中でAlanis Morissetteの「You Outta Know」を挟んだのには驚き。当時10代前半だったBeyonceが聴くのには早すぎるような気もしますが、全米で異例の大ヒットとなったアルバムだけに彼女も聴いていたんでしょうね。
3rdアルバム中で最もポップだった「Sweet Dreams」がバラードにアレンジされていたのも何だか新鮮でした。

ハイライトはデスチャ時代を含むヒット曲とともに彼女の歴史を振り返るACT2「Storytelling」。
グループ結成時の裏話からメンバー脱退、それによる非難の声をBeyonceがどう乗り越えてきたか、また「Bootylicious」の誕生秘話やJay-Zとの出会いに至るまで、雑誌やネットでは目にしていてもBeyonce自身から聞くとまた特別感が生まれてくる話ばかり。それにしても、大傑作「The Writing's On The Wall」からもう10年経っているのに今でも普通に楽しめてしまうところがすごいですね~。

しっとりと歌うBeyonceらしい面白いアレンジを挟んだ「Crazy In Love」など大ヒット曲連発の後(インパクト大のアップが揃っていた「B'Day」からの曲が少なかったのは残念ですが)、ラストの「Single Ladies」へ。この曲で髪を振り乱して腰をくねらせる姿は圧巻。神々しくもあります。
ヒットするために生まれてきたような完璧な構成の「Crazy In Love」、オーソドックスであるがゆえに観客と合唱で一体化できる曲へと育った「Irreplaceable」など、彼女はアルバムを出すごとに代表曲を増やしていっていますが、「Single Ladies」も1度見たら忘れられないダンスとともに、彼女のライヴには欠かせない曲になっていくんだろうな。

いつもとは趣向が違うとはいえ、2000年代最強のポップスターがライヴで放つパワーは少しも衰えることはありません。デスチャ時代からのファンは彼女の成長を改めて感じつつ、感慨深い気持ちになれるんじゃないでしょうか。
CDとDVDはほぼ同内容ですが、演出が地味とはいえやはりBeyonceはDVDで表情や動きまで堪能したいもの。CDの方は未発表曲である「Poison」と、Lady GaGaが参加した「Video Phone」のリミックスバージョンが入っていますが、時間のある時はできるだけDVDで楽しみたいです。
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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ん~、やっぱこのDVDは強烈ですね。
大型スタジアムのライブとは違う塩梅ですが、こういった形も予想以上にいいことが判明。
こんな近くで見れるなんて贅沢やんね~。うらやましーです。

臨場感

個人的にはDVDでなら大ホールですけど、生でなら小さな会場で見た方が特別感が増すでしょうね。
Beyonceも観客との距離を第一に考えていましたし…。

でも、musiqmusiqさんは10月のBeyonceのライヴに行ったんですよね~。
自分からしたら、大ホールであってもうらやましー話です!
プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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