崖の上のポニョ 他

パコと魔法の絵本 ★★★★★★★☆☆☆
「嫌われ松子の一生」は原作の面白さに中谷美紀の熱演もプラスされ、なかなかの快作に仕上がっていましたが、基本的にこの監督の笑いのセンスとは合わないみたい。コメディ要素の大きい作品なので、そこが合わないと厳しいものがあります。
しかし、小池栄子の怪演は見もの! 目鼻立ちのはっきりした人だけに、こういう強烈な役だと存在感が際立ちますね~。終盤は彼女の出番をずっと期待してしまうほど。真面目なイメージの強い上川隆也もかなりブッ飛んだ役で印象的でした。土屋アンナも相変わらずすごい存在感なんですけど、実は繊細なヤンキーという役どころでどうしても「下妻物語」と被ってしまうのが惜しい…。
話自体はオーソドックスな感動モノで、何だかんだ言っても結局最後にはホロリと来てしまうんですが、やっぱり本作を個性的なものにしているコメディ部分でもっと惹かれるものがあると良かったな。CGを含めた映像面は満足のいくクオリティなんですけどね。
(中島哲也監督作品:「嫌われ松子の一生」 ★★★★★★★★★☆)

崖の上のポニョ ★★★★★★★★★☆
とにかくポニョがかわいすぎ! 特に魚の上を走って宗介を追いかける姿には胸が熱くなり、二人が再会したシーンでは涙腺が緩みかけました。4歳と2歳になった姪っ子が「あそぼー!」と言って駆け寄って来てくれる時の無垢な顔には毎回胸がキュンとなってしまうのですが、そのシーンのポニョは姪っ子たちと同じ表情をしているんですよね。世界中の親世代の人間があれで参ってしまったんじゃないでしょうか。
「人魚姫」に「もののけ姫」のエッセンスを追加したようなストーリーに新鮮味はないし、宗介とポニョが再会するまでに1時間近くかけているために後半が端折られた印象を受けるなど、1つの映画としては欠点がいろいろあります。が、「ハウルの動く城」→「ゲド戦記」と広大な世界を描いてきた近年のジブリ作品とは対照的に身近なファンタジーを発表してくれたのは嬉しいです。細かい点は気にせずに、素直にポニョの魅力に翻弄されるのがベストな見方でしょう!
唯一、宗助が両親を名前で呼ぶところだけは気になりましたが…。
(ジブリ作品の評価:「ゲド戦記」 ★★★★★★★☆☆☆)

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