ウィンブルドン<男子>決勝

女子の決勝を見た時点で自分のウィンブルドンはほぼ終わっていたんですが(まさかロディックとフェデラーの試合がこんなに内容の濃いものになるとは思わなかった!)、今回は特別編として男子のウィンブルドンにも触れてみようと思います。録画しながらだったので適当なところまで観て寝るつもりだったんですけど、テレビを消すタイミングを完全に失ってしまい、結局最後まで観てしまいました…。

 <Final>
Roger Federer (2) def. Andy Roddick (6) 5-7, 7-6 (8-6), 7-6 (7-5), 3-6, 16-14


いやぁ、ロディックがあんなに素晴らしいテニスをするとは!
強豪相手に競り勝っても結局最後にはフェデラーに一捻りされて終わるんだよな~、と(自分を含めた)ロディックファンの多くは試合前から弱気だったと思うし、試合が進んでも勝てる気はあまりしなかったけど、数々のチャンスを潰されても決してへこたれなかった彼の精神力に胸を熱くさせられました。
ショットに限れば、特にスライスのアプローチが光っていたと思います。コーナー深くに突き刺さるあのスライスのおかげでネットでも有利に立っていて、フェデラーを悩ませていました。

惜しむらくは、第2セットのタイブレイクで6-2から取り切れなかったこと。そこから同点にされるまでに2度は自分のサービスがあったわけですが、若干ではあるもののプレーが粗くなりましたよね。もちろんフェデラーがプレーのレベルを一段階上げてきたというのもありますけど、ツアー最高のサービスを持っているロディックであれば自分のテニスができれば押し切ることができたはず。3rdセットのタイブレイクが全く逆の展開でフェデラーが先にリードしましたが、彼はそのリードをしっかりキープしてセットを奪ったところに、両者の差を感じました。
最後のゲームでフレームショットが連続して出たことからも判るとおり、終盤のロディックには疲労が色濃く出ていたと思います。打ち合いでは決して負けていなかったけど、少しでもイレギュラーなラリーはほとんどフェデラーがモノにしていましたから、プレッシャーも相当なものだったんでしょう。また、セリーナに負けたディメのように、ここまでやっても勝てないのか…という気持ちもあります。それでも、結果が残せずに引退を考えたところからここまで来た精神力に感動しましたし、と同時にビッグサーブ一辺倒だったロディックのテニスを始めて面白いと感じられたことも収穫でした。昨年のジャパンオープンでも試合よりも(間近で見られた)練習の方が印象に残っているくらいでしたから。

月並みな言い方ですが、希望を失わずにチャレンジし続ける限り人間は成長できるということを身をもって証明し、世界中のテニスファンに勇気を与えてくれたロディックに心から拍手を送りたいと思います。もちろんグランドスラム最多優勝という偉業を成し遂げたフェデラーにも…。

しかし、ナダルがいないと結局はフェデラーが主役になってしまうんだなぁ。4強と言われるマレーやジョコビッチは今年グランドスラムの決勝進出がないし、デル・ポトロやシモン、ツォンガもまだまだ発展途上。ロディック以外のお気に入りはいいところなく姿を消してしまいました。最新ランキングではサフィンが36ランクダウンの60位、ユーズニーは25ランクダウンの69位ですよ…。ユーズニーに関してはこれから守るポイントがほとんどないので大きく落ちることはないでしょうが、どこまでランキングを戻せるかが問題ですね。来年の全豪にはシードが付くように、ジャパンオープンで活躍して30位あたりで2009年をフィニッシュ!というのが理想ですけど、さすがに気が早いか…。
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ロディック

週末の視聴率 2009年7月3日~7 フェデラー 全英制覇 ウィンブルドン決勝

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[sport]フェデラーがウィンブルドンを制す た。フェデラーはグランドスラム(4大大会)で通算15勝目とし、ピート・サンプラス(米国)の14勝を抜いて男子の歴代単独最多。ウィンブルドン6勝は歴代3位。ウィンブルドン:フェデラー6回目V Gスラムは歴代最多 - 毎日jp(毎日新聞)...

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ウィンブルドン男子決勝

ロディックファンからすれば嬉しい2週間になりましたね。
ロディックの決勝はちゃんと録画できましたか。
それとも呪いのせいで駄目だった???
デッキが呪われているのか、いぬふくの運が悪いのか、泣。
いぬふく同様、ロディックも運がなく、
スリータイムズラックとは行きませんでした。

それにしても壮絶な試合でしたね。
山場はセカンドセット、ロディックが取って、そのままの勢いで
優勝までさらえそうなシナリオでした。
でも紙一重で凌いだフェデラーがタイブレークも制しセカンドを取りましたね。
セレナもそうですが、ピンチをうまく切り抜けるときは
テニスの技術云々ではなく、神掛かっています。
それが王者になるべくしてなった者の運命なのかもしれません。

試合後、ロディックの茫然自失と落胆の表情は見るに耐えませんでした。
また、駄目だったよ…オレ。 そんな表情。
しかし、いぬふくが書くように、強くなった彼には今後も期待が持てます。

NHKでは途中で放送が終わってしまい見られなかったのですが、
WOWOWでは、サンプラス、フェデラー、ボルグ、レーバーの四人が
ウィンブルドンの歴代優勝者を刻んだ壁の前で歓談する様子を放送してくれました。
凄い絵ですよね。
解説の柳さんが、ロッドレーバーは我々の世代の神だといっていました。
職場の年配の方々はみんな、ボルグ、サンプラスを誉め称えます。
そして、俺達はフェデラーを…。

まさにレジェンドスパイラルですね。

あの面子のなかに立てる存在。

ただの日本一の選手でも駄目。
ただのグランドスラム優勝経験者でも駄目。
ただの世界ランク1位経験者でも駄目。

グランドスラムの優勝を何度も繰り返し、
それでいて世界ランク1位に長く在位した
伝説の選手でないと立つに値しない。

たとえあのロディックですら、そこに立つ資格はないのです。
そう考えると、あの中に当たり前に入っていける
フェデラーの存在がいかに偉大なことか。

前も言った事ですが、テニスの歴史上、伝説に残る一幕一幕を
フェデラーと同時代に生きられるからこそ、彼が見せてくれるからこそ、
我らはその証人になれるわけです。
彼には感謝しても感謝し切れません。
ありがとう、ロジャー、日本で会いましょう。

呪い再び…

う、海人、コメント長いぞ…。

男子決勝は放送時間を延長したせいで、途中で録画が止まってしまったよe-441
でも生で観ていたおかげですぐに気付いたので、あまり支障はありませんでした。

実は自分はフェデラー<サンプラスな人間なので、今回の記録は複雑な気持ち。
フェデラーならいずれ記録を塗り替えるんだろうと思っていたけども、今回はロディックが記録を阻んでくれることを願っていたからなぁ。
あとは全仏&ウィンブルドンで4強の対決が実現しなかったことが残念だね。
ナダルが復帰した後もこの勢いを持続できるかどうか、この辺も気になるところです。
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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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