007 慰めの報酬

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試写会へ。
先週までこのシリーズは「ダイ・アナザー・デイ」しか観たことがなく、招待状が届いてから慌てて「カジノ・ロワイヤル」で予習しました(こちらのレビューは近日)。「カジノ・ロワイヤル」が面白かったんで、大画面での迫力を楽しみに臨みましたが…。

いやぁ、冒頭からカーチェイスですかー。本作の制作費は2億ドルにも上るそうですが、これだけの映像ならそれも納得。正直、CGの技術が発達した今、危険を冒してまでの撮影にどれだけの意味があるのかとどこかで思っていたんです。けれど、やっぱりCGとは感情移入度が全然違うんですね。登場人物と痛みを共有できる…。アクション映画ってこういうものだったよなと一気にテンションが上がりましたよ。前作でもそうでしたが、007って追いかけっこのシーンがやたらと面白いですね。終盤は格闘シーン中心になるけれど、個人的には追いかけっこをもっと見たかったな。
そういう意味では、これだけのアクションをこなす運動神経と勇気を持った俳優をジェームズ・ボンドに抜擢したのは大正解でしょう。"表情をあまり変えないんだけど内面はかなりアツい"ボンドを演じたダニエル・クレイグは最高にかっこいいです。

反対に、アクション以外は退屈。まぁこれは、試写会が仕事後で、会場までの電車で爆睡しそうになるほど眠かったせいもあると思います…。
前作のストーリーを知っていることが前提なので予習しておいてよかったんだけども、それでも出てくる人物に「誰?」となることもしばしば。せっかく復讐ドラマとしての舞台が整って、「チョコレート」のマーク・フォスター監督が撮ったのに、何か描き足りない印象を受けました。アクションシーンのインパクトが大きかった分、どうしてもアクションへの期待ばかりが膨らんでしまって…。

ボンドガールとしてカミーユ役を務めたオルガ・キュリレンコは「ヒットマン」の時からロシア人だと思い込んでいましたけど、プロフィールによるとウクライナ出身みたいですね。相変わらず超美人でモロに好みのルックスなんですが、女優としては華やかさに欠けるなぁ。その上、今作は「カジノ・ロワイヤル」のヒロイン、ヴェスパーを巡るストーリーなので余計に地味な存在でしたね。

いろいろ欠点も気になった作品ですが、将来テレビで放送された時はアクションシーン見たさにチャンネルを合わせてしまうんだろうな…。とりあえず興味があるのなら観て損はありませんよ。もちろん大スクリーンで!

★★★★★★★☆☆☆
(前作の評価:「007 カジノ・ロワイヤル」 ★★★★★★★★☆☆)
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テーマ : 007シリーズ
ジャンル : 映画

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