ファイトクラブ 他

ファイト・クラブ ★★★★★★★★☆☆
これ、予告編が失敗だったと思うんですよ。暴力的なイメージが強すぎたために、劇場公開時もテレビでの放送時も簡単にスルーしていました。確かに暴力シーンは痛々しいし、最初に二人が殴り合うシーンで自分の中の暴力性がむくむくと膨れ上がるのを感じたので、人によっては危険な作品になってしまうかもしれません。それでも、それに負けないくらいのユーモアと深みが備えられているのも事実です。
ブラッド・ピットもいいけど、とにかく主人公のエドワード・ノートンが素晴らしすぎる。特に、不眠症から逃れるために自助グループに飛び込むエピソードは最高ですね。もちろんあれは序章にしか過ぎないんだけど、あれのおかげで一気に自分を主人公に重ね合わせることができました。
結末も、衝撃的とまではいかないけど見事。主人公にタイラー(ブラッド・ピット)が付きまとうのに中盤以降ずっと嫌悪感を抱いていたんですが、ラストを観て納得しましたよ。そして理解できたところで2度目を観て、よく作ってあるな~と感心するのです。
観るのは遅れたけど、たぶん9年前だったら今ほど楽しめなかったんじゃないかな。もしかしたら今がベスト・タイミングだったのかも。DVDも欲しいですが、それ以上に原作の内容が気になるところです。

ファイト・クラブファイト・クラブ
(2008/10/16)
エドワード・ノートンブラッド・ピット

商品詳細を見る

タロットカード殺人事件 ★★★★★★★★☆☆
殺人事件を扱った作品ながら、とにかくウディ・アレンらしいクラシカルなコメディ。コメディ8割、サスペンス2割という感じで、ウディ・アレンのおとぼけセリフが全開です。ウディ・アレンが惚れ込んだスカーレット・ヨハンソンとの相性もかなりいい。スカーレットはこれまでシリアスでセクシーな役が大半を占めていましたけど、演技力のある女優なのでこういうのもじゅうぶんアリですね。また惚れ直しました。反対にヒュー・ジャックマンの方は彼のイメージ通りの色男。これはこれで、マンネリ感を抱かせない彼に脱帽です。
物語のほとんどがこの3人の会話だけで進んで行くんですが、脚本が巧みなので飽きることはありませんでした。ラストのオチも最高! 本格的なサスペンスを期待せず、軽い気持ちで臨めば満足度の高い作品だと思いますよ。あとは喋りまくりのウディ・アレンとが許せるかどうかだな…。
(関連作の評価:「マッチポイント」 ★★★★★★☆☆☆☆ )

タロットカード殺人事件タロットカード殺人事件
(2008/03/19)
スカーレット・ヨハンソンヒュー・ジャックマン

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
最近の記事
カレンダー(月別件数付き)
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


いぬふくの最近観たDVD
いぬふくの今読んでる本