2008.07.01 (Tue)
ウィンブルドン4回戦
<Fourth Round>
Tamarine Tanasugarn def. Jelena Jankovic (2), 6-3, 6-2
Agnieszka Radwanska (14) def. Svetlana Kuznetsova (4), 6-4, 1-6, 7-5
Elena Dementieva (5) def. Shahar Peer (24), 6-2, 6-1
Serena Williams (6) def. Bethanie Mattek, 6-3, 6-3
Venus Williams (7) def. Alisa Kleybanova, 6-3, 6-4
Nicole Vaidisova (18) def. Anna Chakvetadze (8), 4-6, 7-6 (7-0), 6-3
Jie Zheng def. Agnes Szavay (15), 6-3, 6-4
Nadia Petrova (21) def. Alla Kudryavtseva, 6-1, 6-4
イヴァノビッチの3回戦敗退により、ヤンコビッチとスヴェタにナンバーワンのチャンスが与えられていたんですが、何と揃って負けてしまいました。ウィンブルドンで上位4シードがベスト8に残れなかったのは男女通じて初めてのことらしいです。
ヤンコビッチは故障の回復が間に合わず、タミーに完敗。しかし、ヤンコビッチの怪我とは関係なくタミーの勢いはすごいですね。前哨戦のサフィナだけに止まらず、今大会でもヴェラやヤンコビッチといった強豪を撃破。これできっとウィンブルドン後には杉山を抜いて再びアジアのナンバーワンに返り咲くでしょう。中国勢の躍進によりここ数年影が薄くなっていたタミーですが、31歳になっても怪我を乗り越え下位大会を廻って世界のトップに戻ってきたのは立派です。
スヴェタの方は全豪に続き、またしてもグランドスラムでラドワンスカにやられました。2ndセットをいい形で取って、ファイナルも4-1リードまでいったので安心してスコアボードを見ていたんですが、そこからは競ったゲームをことごとく落としていましたね。トッププレイヤーとしては、メンタル勝負で若手に負けてほしくないところ。4強の中では、今季目立った活躍がないだけに得意としている全米までに調子を上げていってもらいたいものです。
NHKではバイディソワvsチャクベターゼを放送してくれました。普段だったらW姉妹のような花形選手の放送が中心になってしまうので、こういう渋いセレクションに感謝です!
試合はどちらも本調子というほどではありませんでしたけど、メンタルの駆け引きを含め、テニスらしさがたくさん見られました。しかし2ndセット終盤のチャクベターゼの乱れ方はすごかったな。あれだけイライラを表に出していたら、相手も冷静になってしまいますよ。イライラしているところにバイディソワにとってラッキーなネットインもいくつかあって、余計にそれを増幅させてしまったようでした。あれだけ精神的に崩れながらも最後まで競ったところはさすがでしたが、相手のバイディソワももたついた部分があったので、勝つチャンスを自ら手放したようにも見えましたね。
まぁ、敗れたとはいえ、チャクベターゼのテニスはやっぱり面白かったです。プレースタイルのイメージとしては伊達とヒンギスの中間といったところか。だてっくのように相手のショットパワーを利用したライジングショットに、スライスやループボールを効果的に使って相手の攻撃を封じていく作戦が組み合わされば、相手はもう無理をして際どいショットを打っていくしかないはず。頭脳派のプレイヤーが少なくなっている現在、彼女の存在は貴重です。コントロールショットで挑むチャクベターゼのような選手にはイレギュラーの多い芝は決して快適なサーフェスではないでしょうから、この敗戦を引きずらずにハードコートシーズンに入ってもらいましょう。
ベスト16が欧州勢に占められた全仏から一転、今大会はベスト8にアメリカ人が2人、アジア勢が2人残っています。ロシアンもいつものシャラポワやスヴェタではなくて、中堅のディメとペトロワが勝ち上がっているというのも面白い。
しかし、ヤンコビッチとスヴェタが敗れたことで、ウィリアムズ姉妹の決勝戦が実現する可能性は一気に高まったんじゃないでしょうか。経験を考えれば圧倒的有利と言っても構わないくらいですが、姉妹決勝は大抵凡戦に終わるので、誰かがその牙城を崩してくれたらと期待しています。自分はやはりディメかペトロワにその役目を背負ってもらいたいところですけど、両者は準々決勝で潰し合う羽目になってしまって、あぁ、もったいないぞ。
Tamarine Tanasugarn def. Jelena Jankovic (2), 6-3, 6-2
Agnieszka Radwanska (14) def. Svetlana Kuznetsova (4), 6-4, 1-6, 7-5
Elena Dementieva (5) def. Shahar Peer (24), 6-2, 6-1
Serena Williams (6) def. Bethanie Mattek, 6-3, 6-3
Venus Williams (7) def. Alisa Kleybanova, 6-3, 6-4
Nicole Vaidisova (18) def. Anna Chakvetadze (8), 4-6, 7-6 (7-0), 6-3
Jie Zheng def. Agnes Szavay (15), 6-3, 6-4
Nadia Petrova (21) def. Alla Kudryavtseva, 6-1, 6-4
イヴァノビッチの3回戦敗退により、ヤンコビッチとスヴェタにナンバーワンのチャンスが与えられていたんですが、何と揃って負けてしまいました。ウィンブルドンで上位4シードがベスト8に残れなかったのは男女通じて初めてのことらしいです。
ヤンコビッチは故障の回復が間に合わず、タミーに完敗。しかし、ヤンコビッチの怪我とは関係なくタミーの勢いはすごいですね。前哨戦のサフィナだけに止まらず、今大会でもヴェラやヤンコビッチといった強豪を撃破。これできっとウィンブルドン後には杉山を抜いて再びアジアのナンバーワンに返り咲くでしょう。中国勢の躍進によりここ数年影が薄くなっていたタミーですが、31歳になっても怪我を乗り越え下位大会を廻って世界のトップに戻ってきたのは立派です。
スヴェタの方は全豪に続き、またしてもグランドスラムでラドワンスカにやられました。2ndセットをいい形で取って、ファイナルも4-1リードまでいったので安心してスコアボードを見ていたんですが、そこからは競ったゲームをことごとく落としていましたね。トッププレイヤーとしては、メンタル勝負で若手に負けてほしくないところ。4強の中では、今季目立った活躍がないだけに得意としている全米までに調子を上げていってもらいたいものです。
NHKではバイディソワvsチャクベターゼを放送してくれました。普段だったらW姉妹のような花形選手の放送が中心になってしまうので、こういう渋いセレクションに感謝です!
試合はどちらも本調子というほどではありませんでしたけど、メンタルの駆け引きを含め、テニスらしさがたくさん見られました。しかし2ndセット終盤のチャクベターゼの乱れ方はすごかったな。あれだけイライラを表に出していたら、相手も冷静になってしまいますよ。イライラしているところにバイディソワにとってラッキーなネットインもいくつかあって、余計にそれを増幅させてしまったようでした。あれだけ精神的に崩れながらも最後まで競ったところはさすがでしたが、相手のバイディソワももたついた部分があったので、勝つチャンスを自ら手放したようにも見えましたね。
まぁ、敗れたとはいえ、チャクベターゼのテニスはやっぱり面白かったです。プレースタイルのイメージとしては伊達とヒンギスの中間といったところか。だてっくのように相手のショットパワーを利用したライジングショットに、スライスやループボールを効果的に使って相手の攻撃を封じていく作戦が組み合わされば、相手はもう無理をして際どいショットを打っていくしかないはず。頭脳派のプレイヤーが少なくなっている現在、彼女の存在は貴重です。コントロールショットで挑むチャクベターゼのような選手にはイレギュラーの多い芝は決して快適なサーフェスではないでしょうから、この敗戦を引きずらずにハードコートシーズンに入ってもらいましょう。
ベスト16が欧州勢に占められた全仏から一転、今大会はベスト8にアメリカ人が2人、アジア勢が2人残っています。ロシアンもいつものシャラポワやスヴェタではなくて、中堅のディメとペトロワが勝ち上がっているというのも面白い。
しかし、ヤンコビッチとスヴェタが敗れたことで、ウィリアムズ姉妹の決勝戦が実現する可能性は一気に高まったんじゃないでしょうか。経験を考えれば圧倒的有利と言っても構わないくらいですが、姉妹決勝は大抵凡戦に終わるので、誰かがその牙城を崩してくれたらと期待しています。自分はやはりディメかペトロワにその役目を背負ってもらいたいところですけど、両者は準々決勝で潰し合う羽目になってしまって、あぁ、もったいないぞ。
タグ : チャクベターゼ
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