ヴィーナスOUT、ペトコOUTで、応援したい選手が一気に減ってしまった今大会。ペトコは膝以外にも故障が出てきたのが気掛かりです。
ヴィーナスの方は病気ですから簡単に戻れるとは思わないんですよね。彼女にとってはきっと夏のウィンブルドンとオリンピックが最大の目標になるんでしょうから、焦らず治療に励んでもらいたいと思います。
ここで優勝経験のあるシャラポワ、セリーナ、キムの3人が揃って故障を抱えている現状では、新しいチャンピオンが誕生する可能性も高そうです。そして大会終了後のナンバーワンはおそらくウォズニアッキ、クヴィトワ、アザレンカの3人の争いになるはず。優勝すればもちろん、他の二人より一つでも多く勝ち進んだ選手がナンバーワンに立つ可能性が高そうですけど、アザレンカはウォズニアッキ以上に実績に物足りなさがあり。GSの最高成績がベスト4一度きりで1位になっても批判の矢面に立たされるのは目に見えているので、最低でも決勝に進んでおきたいところでしょう。
というわけでブロック別に予想していきます。
ドローはこちら
http://www.australianopen.com/en_AU/scores/draws/ws/index.htmlPDFではこちらから
http://www.australianopen.com/en_AU/scores/draws/ws/wsdraw.pdf▼ウォズニアッキ(1)、ヤンコビッチ(13)、バーティ炎症を起こしているという左手首の状態が気になるウォズニアッキですが、今回はドローにも恵まれ準々決勝進出が最低ノルマ。準々決勝の相手は李娜かキムか、どちらも負け越している相手なので厳しいですが、チャレンジャーという気持ちで挑んでもらいたいところ。
初戦から盛り上がりそうなのがサファロワvsマクヘイル。そして巷で話題のアシュレイ・バーティの活躍にも期待しましょう。進化したヒンギスと形容される15歳は、2回戦でウォズニアッキとの対戦が実現する可能性もあります。
▼李娜(5)、キム(11)、ダニエラ(20)順当にいけば、4回戦で昨年の決勝カードが実現してしまうブロック。李娜は元々安定感に欠け、キムの方も故障を抱えて調整不足ということで不安があるものの、他の選手が快進撃を見せる姿が想像できず。準々決勝進出者はこの二人に絞られると言ってしまっていいでしょう。
李娜の初戦は国籍をロシアからカザフスタンに変更したペルバクと。シドニーの調子を持続すれば問題ないでしょうけど、前年のファイナリストとしてのプレッシャーもあるでしょうから、そんな中で戦うには少し嫌な相手ですね。
▼アザレンカ(3)、彭帥(16)、チェトコフスカ(32)、森田最近の安定感を考えるとアザレンカしか考えられません。彼女の最大の敵は、自らのフィジカルでしょう。日にちが空いたとはいえシドニーで決勝まで戦った疲れはあるでしょうし、夏のオーストラリアでは暑さにも耐え抜かなければなりませんから、棄権の多い彼女が最後まで戦えるかどうか。
個人的にはチェトコフスカに注目したかったんですけど、初戦の相手が森田なんですよね。下位シードとはいえ森田にとっては厳しいドローになりましたが、ランキングを守るためにも一つでも多く勝ち上がってもらいたいところです。
▼ラドワンスカ姉(8)、スキアボーネ(10)、ゲルゲス(22)、クルム伊達ここはもちろんラドワンスカ一本で応援します。相性の悪かったスキアボーネも昨年は3戦全勝と完全に攻略しましたし、昨年と同じベスト8は守ってもらいたいところです。
伊達の初戦はダニリドゥ。ダニリドゥも今年で30歳になるんですね。好きな選手なので応援したいですが、ここはやはり伊達にがんばってもらいましょう。2回戦でゲルゲスとの対戦、実現してほしいです。
▼ヴェラ(7)、セリーナ(12)、シブルコワ(17)、カネピ(25)シード勢だけ見るとなかなかの激戦区。
セリーナの怪我の具合が気になるところですけど、さすがに厳しいだろうと予想していた年でも優勝した過去があるだけに、優勝候補から外すことは不可能です。フィジカルが万全ならこのブロックの本命。
対抗馬となるはずのヴェラは、シドニーの初戦敗退は問題ないでしょうが(昨年もそうでしたしね)、3回戦で当たるカネピが怖い存在です。元々質の高いストロークを打つ選手でしたが、ブリスベンのカネピは神懸かっていました。これが確変でなく、覚醒であることを祈ります。
▼シャラポワ(4)、リシキ(14)、スヴェタ(18)、ケルバー(30)有力なシャラポワ、リシキともに故障の影響があるでしょうから、本来のプレーは難しそう。特にシャラポワは前哨戦スキップ(当然練習も足りていないはず)で、初戦の相手が曲者ドゥルコですからねぇ。
ということは、スヴェタ、チャンスでしょうか。いやいや、期待は禁物だと分かっているんですが、前哨戦でも悪くはなかったし、全豪ではベスト8が最高ながらも毎年安定した成績を残していますからどうしてもね…。昨年のエナン戦やスキアボーネ戦で見せた落ち着いたテニスを取り戻してほしいものです。
▼ストーサー(6)、バルトリ(9)、ペトロワ(29)本命不在の大混戦ブロック。ノーシードの選手が勝ち上がるとしたらここでは?
ストーサーは全米の優勝で一気に注目度が上がった中で初めての母国でのGSになるので、プレッシャーに押し潰されそうな気がします。そうでなくても全豪は4回戦進出が最高ですし。このメンタルの弱さ、何だかアメリーを思い出します。
バルトリも全豪との相性はよくないですし(まぁ、この人は相性の悪い大会でも突然大活躍するんですが…)、ペトロワはここ数年スタートダッシュに失敗する傾向があるので、意外なところで鄭潔あたりが勝ち上がるんじゃないかなと予想します。
しかし、最大の注目は初戦のドキッチvsチャクベターゼ。上位に戻ってこいよ〜と応援しながら前哨戦の結果を見ていた二人がここで当たってしまうとは…。
▼クヴィトワ(2)、パブリチェンコワ(15)、イヴァノビッチ(21)、キリレンコ(27)クヴィトワ優位は揺るがないですね。波があるとはいえ、最近は試合の中でしっかり修正するようになってきました。また、優勝候補の中では珍しくフィジカルに問題を抱えていないという点も強み。ただ、序盤が悪い時には修正できても、試合中に調子を崩した時の修正ができないことが多いのが弱点です。そこさえクリアできれば…。
打倒クヴィトワの最有力はパブリチェンコワですが、素直なテニスをする割にどうも爆発力に欠けるんですよね。勝つためにはクヴィトワが調子を落としていることが前提となりそうです。
こうやってみると、トップハーフの方が厳しいドローですね。ボトムは足首の回復が遅れ調整不足のシャラポワや、前哨戦で目立たなかったストーサーにヴェラでは上位進出があまり期待できず、決勝進出はクヴィトワとセリーナのどちらかになりそう。
ベスト8はウォズニアッキ、李娜、アザレンカ、ラドワンスカ、セリーナ、スヴェタ(希望込)、鄭潔、クヴィトワと予想。決勝はラドワンスカvsスヴェタ!と言ってしまうと完全な願望になってしまうので、ウォズニアッキvsセリーナにしておきます。
テーマ : テニス
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