2016 BEST MUSIC

再生回数トップ5は
1. Lemonade / Beyonce
2. Anti / Rihanna
3. The Life Of Pablo / Kanye West
4. Views / Drake
5. Purpose / Justin Bieber

でした。
どれも全米1位を獲得したアルバムばかりで、例年以上にメインストリームに寄った音楽生活でした。それだけトップアーティストが素晴らしい作品を届けてくれた証しでもありますが、言い方を変えれば個人的な掘り出し物を発見できなかった年でもあります。
それにしても、Apple Musicでしか聴けなかったKanye Westが3位というのは自分でも驚き。

1. Lemonade / Beyonce
パーソナルな内容だった前作の、さらに暗部をすくい上げた曲を揃えながら、最終的には人種差別、性差別といった問題提起で幕を閉じる…。音の面でもジャンルを飛び越えながら、最後の「Formation」で黒人であることを声高に主張。これだけのテーマをエンターテインメントとして昇華させることができるアーティストは他にいないと断言できる、文句なしの大傑作でした。
僕はもちろんリリース日にiTunesで音源を購入しましたけど、解説や対訳欲しさに国内盤CDを買い直すほどでした。



2. The Life Of Pablo / Kanye West
例年なら年間ベスト級。ケチをつけるとすれば、ストリーミング配信オンリーで気軽に聴けないところくらいか。
今年はTaylor Swiftをディスるところから始まり、終いには精神を病んで入院するなど問題続きだったKanyeですが、音楽はその自意識がいい具合にハマっていてさすがのクオリティでした。

3. Fantome / 宇多田ヒカル
日本音楽界の2016年重大ニュースの一つに数えられる宇多田の復活。以前のキャッチーさは薄れたものの、異色のコラボも楽しめましたし、詞は彼女らしさを残しながらより深みを増しました。母、藤圭子へのメッセージには本当に胸が熱くなりましたね。

4. Starboy / The Weeknd
年末に購入してヘビロテ中のアルバム。捨て曲ゼロとは言いませんが、Daft Punkとのコラボも意外なほどハマり、「False Alarm」や「I Feel It Coming」はそれだけで何周もできるほど大好きになりました。

5. Anti / Rihanna
2016年一発目のビッグ・タイトルがこれでしたね。数時間限定の無料配信という話題が先行してしまったものの、アルバムとしても「Work」をはじめ、Rihannaの個性をさらに突き詰めながら今年の音が詰まった佳作になっていました。ただ、前年のシングル「Bitch Better Have My Money」と「American Oxygen」が未収録なのはやっぱり残念です。

6. Mind Of Mine / Zayn
アーティストとしての方向性はまだ模索中なんでしょうが、ソロ1作目としては粒が揃って、それでいて有名プロデューサーの手腕に頼った印象も受けない、立派な完成度だったと思います。既聴感が強い曲が多いのが欠点ですけど、曲自体はほとんどが好みの路線でした。

7. Royalty / Chris Brown
昨年末リリースなので印象は薄いものの、聴くたびに味が出てくる曲が揃っていてどんどん評価を上げていきました。ただ、それでもリピートを促すほどではなく、彼のアルバムにしては再生回数は少なめ。

8. Purple Rain / Prince The Revolution
音楽界は今年多くの宝を失いましたね。Princeの他、David Bowieやつい先日のGeorge Michaelまで、ファンでない自分でも一時代の終わりを感じ淋しい気持ちになりました。
追悼の意を込めてレンタルした本作は、今までPrinceに苦手意識のあったのが嘘のように好きな曲がズラリ。中でもBiralの追悼パフォーマンスが印象的だった「The Beautiful Ones」は珠玉の一曲。

9. HITnRUN Phase One / Prince
同じPrinceでも「Purple Rain」とは全く違う音で彩られたアルバム。最初はPrinceっぽくないという理由で抵抗を示したりしていましたが、気が付けば彼のアルバムで最も聴いた作品となりました。「This Could Be Us」の破壊力はなかなかのものです。

10. Here / Alicia Keys
Aliciaに強いメッセージ性を求めていなかったこともあり、最初は戸惑いの方が上回ったものの、彼女の表現力の前には些細な問題でしたね。まだ聴き込みが足りないので、今後もまた新たな顔を見せてくれるだろうと期待させてくれます。

今年は上位2作品が抜きん出ていて、第2集団が宇多田とThe Weeknd、5位以下はほぼ横一線でした。次点は「This Is Acting / Sia」、「Wildheart / Miguel」、「Birds In The Trap Sing McNight / Travis Scott」といったところ。

部門賞はこの続きから

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2016 BEST MOVIE

2016年観賞した作品数は48本、再観賞を含めると53本でした。昨年とあまり変わらなかったんですが、映画館に行ったのは3回(前年比-2本)とかなり少なく、それが心残りでした。3月に初めての映画館(新宿シネマカリテ)に行ったまではよかったんですけど、その後が続かず…。
来年は映画館へ5度は足を運びたいし、NetflixやAmazonプライムといった映像配信も活用して積極的に観ていきたいところ。

1. きみはいい子
年間ベストと言うにはパンチに欠ける気もしますが、虐待される子どもたちの演技が真に迫りすぎて胸が痛くほど感情移入した作品。子どもとどう接したらいいか分からない、すべての大人への課題映画にすべきです。



2. ウルフ・オブ・ウォールストリート
本作の魅力はディカプリオの演技なしに語ることはできません。ドラッグ&セックスといった反社会的なものを描きながらもこんなに楽しい気分にさせられたのは彼の演技、それとスコセッシの手腕のおかげでしょう。ブルーレイ買っちゃいました。

3. ぐるりのこと。
年始に観た作品なので記憶は曖昧になっていますけど、登場人物が作品の中で生きている感覚を今年一番に持てたのがこれ。歳を取るたびに結婚願望が薄れてきていましたが、夫婦っていいなと素直に思える良作です。

4. おみおくりの作法
地味すぎてダレる箇所もありましたが、あの結末のためだけでも観る価値のある作品でした。たとえ大勢の人が淋しいと感じるような人生でも、誠実に生きていれば温かい結末が待っているのかなと希望を抱かせてくれます。

5. マイ・インターン
働く女が仕事と家庭を両立するためのドラマとしても、定年を迎えた男が生き甲斐を見つけるためのヒントとしても、そして性別と年齢を超えた友情ドラマとしても、どこを取っても丁寧に作り込まれた佳作。優等生的なのが若干鼻につく部分もあるものの、間口が広いので他の人に薦めるには適しています。

6. シン・ゴジラ
人生初ゴジラは、半分実写版エヴァの感覚で面白おかしく楽しめました。庵野監督×ゴジラで地雷臭しかしないと思っていたのが申し訳なくなるくらい会心のヒット。自衛隊のヘリ攻撃や電車特攻など映像的な見せ場も多く、戦闘シーンはワクワクさせられっぱなしでした。

7. ヒメアノ~ル
映画ファンからの評価が高い作品ですが、普通にエンタメとしても上質だし、森田剛の演技は完璧だしで、残虐なシーンに抵抗がなければ幅広く薦められる映画。

8. 人生スイッチ
アルゼンチン産コメディ。後に残るものは一切ありませんけど、自分好みのブラックユーモアで、日本やアメリカ映画にはない面白さに満ちていました。オムニバスだから手軽だし、時間が経ったらもう一度観てみたいです。

9. アリスのままで
年末に観たのでまだ自分の中で評価が安定していませんけど、ジュリアン・ムーアの演技は大安定。突出した個性こそないものの、難病モノにありがちなお涙頂戴的な展開でもなく、ドキュメンタリーっぽい生々しい内容でもなく、絶妙なバランスを保っているのが見事でした。

10. 百円の恋
安藤サクラと新井浩文がメインというだけで面白いに決まっていると断言できたし、実際に期待に応えるだけの内容に仕上がっていたと思います。ただ、正直に言えば本作の持つ生々しい空気に馴染めず、観賞後の感覚はあまりよくありませんでした。

9位以下は混戦で、「ラッシュ/プライドと友情」、「FRANK/フランク」、「ストレイト・アウタ・コンプトン」あたりと入れ替わってもおかしくないほどでした。

邦画トップ5は
1. きみはいい子
2. ぐるりのこと。
3. シン・ゴジラ
4. ヒメアノ~ル
5. 百円の恋

すべてがトップ10入りするなど、今年は邦画の当たり年でしたね。上位2作は旧作ですけど、まだ未見の作品でも来年の上位に入りそうなものがたくさんあります。

部門賞は続きから…。

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2016 BEST GAME

昨年同様、衝撃を受けるようなゲームには出合えず、最終的には上位4本でトップを争った感じで、5位以下には何かしら物足りなさが残りましたね。
来年は大作ラッシュでPS4が欲しくなりそうですけど、PS3の積みゲーが増えている現状で新しいハードに手を出すのは危険すぎるのでもう少し待つことになりそう。

今年のプレイ時間トップ5は
1. 立体ピクロス (DS)
2. ドラゴンクエストヒーローズ2 双子の王と予言の終わり (PS3)
3. カルドセプトリボルト (3DS)
4. 実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル (PS3)
5. ポケモンピクロス (3DS)

でした。
こうやってみるとPS3の稼働率も高そうですけど、実際は他にやり込んだソフトはありませんでした。楽しみにしていた「ペルソナ5」を買わなかったのもテンションアップに繋がらなかった要因かもしれません。
そんな中、「パワプロ サクセススペシャル」は現時点でPS3のF2P(基本無料)としては最も長く遊んだソフトになりました。サクセス恐るべし…。
3DSは「モンスターハンタークロス」や「シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール」も結構遊びましたが、どちらも30時間前後なのでやり込みとは程遠いレベルです。

1. ドラゴンクエストヒーローズ2 双子の王と予言の終わり (PS3)
2年連続のヒーローズで新鮮味は薄れたものの、やり込み要素とともに完成度も上がり、前作以上に楽しめました。ドラクエ自体に特別な思い入れがあるわけではないんですけど、シリーズ生誕30周年に相応しい作品だったと思います。



2. 新・光神話 パルテナの鏡 (3DS)
味も素っ気もなかったファミコンのゲームがここまでキャラクター性豊かに変身するとは驚き。レビューでも書いたように操作性には不満が残りますが、立体視を活かした迫力ある映像やアクションゲームとは思えないほどのやり込み要素など、今の時代にマッチした内容になっていましたね。といっても、買った時点で発売から4年が経過していましたが…。

3. 立体ピクロス (DS)
正直、1位にしてもいいくらいハマったわけですけど、ピクロス自体がオリジナリティに欠けるのでこの順位に落ち着きました。それでも、タッチペン操作と立体パズルというのは紙の上ではできないわけで、前作から大きく進化したと思います。

4. シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール (3DS)
シアトリズムシリーズ初挑戦。FFシリーズの楽曲のよさに助けられている部分もたくさんあるものの、レベルアップやアビリティシステムを上手く昇華し、やり込めるリズムゲームとして完成させた点を大いに評価したいところ。操作性やテンポも文句なし!

5. BEYOND: Two Souls (PS3)
「HEAVY RAIN」の流れを汲むアドベンチャーゲームはSF要素が入ってきたことで感情移入度がダウン。操作も煩雑になり、期待値は下回りましたが、ゲームオーバーなしのマルチエンディングというのは話に集中しやすいシステムでやっぱり好きです。

6. アルスラーン戦記×無双 (PS3)
ボリュームが圧倒的に少なく、無双としては本家の完成度には及ばず。ですが、マルダーンラッシュのように光るオリジナル要素も散見されました。原作小説が大長編なのでシリーズ化すれば化ける可能性も秘めていますけど、セールスが不振だったから無理だろうな。

7. カルドセプト リボルト (3DS)
久々の新作は、正直劣化版と言わざるを得ないでしょう。プラス要素は通信部分の強化くらいで、キャラクターデザインやシナリオの魅力は皆無でした。そうは言いつつも結局ハマっちゃうんですけどね…。

8. ペルソナQ シャドウ オブ ラビリンス (3DS)
ペルソナの世界で遊ぶ「世界樹の迷宮」は意外と違和感なくまとまっていました。ただ、そのまとまりのよさが災いして印象に残るほどではなかったし、やっぱりペルソナ本編の方が面白いなという結論に達してしまったのでこの順位。

9. ゼルダの伝説 時のオカリナ3D (3DS)
名作と名高いニンテンドー64版のリメイク。僕はオリジナルをプレイして終盤で挫折したクチですが、今回は最後まで遊べるでしょうか。ジャイロセンサー、2画面表示により遊びやすくはなったものの、元は20年近く前のゲームなので古臭さは否めず。

10. 真・ガンダム無双 (PS3)
無双系3本目。レビューにも書いたように敵の攻撃を見切る喜びがあるガンダムは無双との相性が決してよくはないと思うんですが、シリーズ4作目だけあってさすがにこなれていますね。ま、以前遊んだ「ガンダム無双2」からどう変わっているのかほとんど分かりませんけども…。

続いて部門賞

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テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

2016 BEST BOOK

今年は読書数が少なく、読破したのは10冊ほど。
言い訳をしてしまうと、今年は夢中になれるほど面白い本に出合えなかったんですよね。
今は吉田修一の「怒り」を読んでいるんですが、こちらは中毒性が高いので、来年はもっと読書ペースを上げていきたいと思います。

1. ラオスにいったい何があるというんですか? / 村上春樹
非小説以外を1位にするのは初めてのこと。小説が不作だったことの表れでもあるんですけど、これは村上春樹の非小説の中では1、2を争うほど楽しめました。この人の文章はオシャレになりすぎると鼻につく時もあるんですけど、海外生活に慣れているせいか、紀行文でも浮かれた感じがせずに落ち着いて読めるのがいいですね。



2. 1998年の宇多田ヒカル / 宇野維正
こちらも非小説。新書です。
史上最もCDが売れた年である1998年にデビューした宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、浜崎あゆみの4人のアーティストについて触れた本ですが、タイプの違う4人だけあって切り口が全く違いますし、自分も音楽評論家になった気分で語りたくなる一冊でした。
宇多田ヒカルの最新作で椎名林檎と組んだ「二時間だけのバカンス」に感慨深い気分になったのもこれを読んでいたためでしょう。

3. 永い言い訳 / 西川美和
小説の中ではこれがトップ…かな。
僕はどうも喪失というテーマに弱いので評価が甘くなってしまうのは否めませんが、その期待にもしっかり応えてくれた佳作です。
DVD化されたら映画版も観るつもりです。

4. 呪われた腕 / トマス・ハーディ
海外作品で唯一読んだ本が4位にランクイン。全体的にあっさりした内容ではあるものの、徐々にじわりと迫る怖さがクセになる一冊でした。
せっかく村上柴田翻訳堂という企画が立ち上がったのでもっと海外作品に触れたかったんですが、まぁ、新しい作家に手を出せたのでよしとしますか。来年はとりあえず積読中の「僕の名はアラム」と「結婚式のメンバー」に着手する予定。

5. 痴人の愛 / 谷崎潤一郎
谷崎潤一郎デビューしました。一回りも歳が離れた女の子に惚れ込んでしまい翻弄される男を描いた、半自伝的作品。
評判通り、この人は変態なんだというのが読んだ後での最大の感想ですけど、これだけでこの人を判断するのは申し訳ないよなぁ。もう一作読むとしたら「細雪」でしょうか。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 小説・文学

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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
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