2012 BEST SINGLE

2009年のLady GaGaや2011年のAdeleのように、出せばヒットというようなその年を代表するアーティストは生まれなかった2012年。しかし、fun.やGotye、Carly Rae Jepsenといった異なるジャンルから無名のアーティストが特大ヒットを放つなど、チャートウォッチャーとしては面白い1年でした。
しかし、R&Bの失速は歯止めが利かず。もうこのジャンルにセールスで期待するのは難しいんでしょうか…。唯一、Frank Oceanの成功が明るいニュースだったかもしれません。

※曲名クリックでPVを視聴できます

1. Tonight (Best You Ever Had) / John Legend feat. Ludacris
この曲を年間ベストに選んだ人はどのくらいいるんだろう。映画「Think Like A Man」(日本未公開)のサントラ曲ということでほとんど話題になりませんでしたが、こういう正統派のR&Bが今ではすごく新鮮。John Legendの甘い歌声が沁みます。


2. Beauty And A Beat / Justin Bieber feat. Nicki Minaj
1位と2位はギリギリまで迷いました。聴いた回数なら間違いなくこれがトップ。名前を頻繁に聞くせいでまだ10代ということさえ忘れていましたが、今しか表現できないキラキラ感に満ちていて楽しいです。本格的に大人になる直前の一瞬を上手く切り取った良曲。


3. We Are Young / fun. feat. Janelle Monae
今年最大のサプライズヒットが彼らでした。確かgleeでのパフォーマンスから火が点いたんですよね。しっとりとしたイントロからQueenを彷彿とさせるサビの盛り上がりまで、見事な構成の青春讃歌。


4. Take Care / Drake feat. Rihanna
2ndアルバム「Take Care」の表題曲にして4thシングル。ダークな曲調ながらRihannaのヴォーカルが独特の世界観を生み出し、アルバム前半のハイライトにもなっています。Drakeはラッパーとしてのイメージが強く、歌が上手いとは思わないんですけど、この人の声には不思議と惹き込まれるんですよね。

5. Gangnam Style / Psy
音的には特別新しいわけではないのに、韓国語ラップの新鮮さと垢抜けないおじさんが軽やかに踊るPVが癖になって世界中で大ヒット。LMFAOだって日本ではこれほど話題になりませんでしたよね。2012年を代表する曲の一つであることは間違いありません。

6. Mercy / Kanye West, Big Sean, Pusha T, 2 Chainz
ソロ活動は控えめになっているKanyeさんですけど、プロデュース能力の高さは誰と組んでも問題なし。4人の個性がぶつかり合ったマイクリレーも楽しいですが、PVも実にかっこよく作られています。

7. Dance For You / Beyonce
アルバムを飽きるほど聴いてからのシングルカットだったので順位は控えめですが、本当に大好きな曲です。
色気を漂わせながらも決して下品にならないし、大きく盛り上がりもしないのに最後まで気持ちよく聴けてしまうのが驚異的。PVのBeyonceも美しすぎます。

8. Diamonds / Rihanna
近年、エレクトロに傾倒していたイメージのあるRihannaが久々にR&B色の強い1stシングルをカットしてきました。さすがに「Umbrella」の時ほどのインパクトはないものの、ジワジワハマっています。やっぱりこの人のヴォーカルには個性があっていいなと再確認。

9. Blow Me (One Last Kiss) / P!nk
デビューから13年経とうとしている今、ますます勢いを増すP!nk姐さん。ヴォーカルもトラックもありがちなようでいて実は誰も真似できていない…。だからこそこの路線を続けていても飽きずに聴けちゃうんでしょう。

10. Call Me Maybe / Carly Rae Jepsen
ポップスど真ん中という印象でどうしてこんなにヒットするのか理解できないと思っていたのに、巷で流れまくっていたせいで気が付けば耳から離れなくなっていました。ここまでキラキラしたヒット曲って近年は意外とありませんでしたね。
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2012 BEST MUSIC

聴いた回数ではこの順位
1. Believe / Justin Bieber
2. Channel Orange / Frank Ocean
3. Cruel Summer / G.O.O.D Music
4. All Of Me / Estelle
5. Fortune / Chris Brown


昨年の記事でも不作と書きましたが、今年はそれに輪をかけて不作。1位の作品でも例年ならベスト5にも入らないんじゃないかなぁ。年末のリリースラッシュでもAlicia Keys1枚しか買わずに済んでしまい、音楽熱が冷めているのを感じました。期待していたMadonna、Nelly Furtado、Alicia Keysの新作がどれも不発に終わったからか、自分の感受性が衰えたせいなのかは判りませんが、音楽のない生活になることはないでしょうから、中古屋巡りでもしながら少しずつペースを戻していこうと思います。

1. All Of Me / Estelle
1~3位は横一線。その中で自身のカラーを明確に打ち出しながら、多くのR&Bファンが楽しめるように仕上げていたのが好印象でした。
都会的で洗練されていたデビュー作も好きでしたけど、今回はよりバリエーション豊かになって今後の期待度も増す内容です。

All of MeAll of Me
(2012/02/28)
Estelle

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2. Ready / Trey Songz
2009年作品ではあるんですけど、若いアーティストが続々とエレクトロに向かう中、こういうR&BらしいR&Bが聴けるのは嬉しいです。買わずにいたのを後悔するくらい。
最新作「Chapter 5」は物足りなさはあるものの、何だかんだ言って長く聴ける良作でした。

3. Cruel Summer / G.O.O.D. Music
Kanye Westのレーベルからのコンピレーションアルバム。ガッカリさせられる曲が皆無なのはさすがですが、この面子ならこれくらいのクオリティになるんだろうと想定できる範囲だったので、この順位に落ち着きました。

4. Planet Pit / Pitbull
ただのお祭り男のようでいて、アルバムはしっかり練られたバランスのよさを持ち合わせていたのにはビックリ。買ったのは昨冬でしたが、暑い中テンションを上げるのに最適だったため、夏にも愛聴しました。

5. Some Nights / fun.
青春讃歌「We Are Young」の大ヒットに釣られて購入。しかしこれが、Queenのファンだった自分にはたまらないエッセンスが散りばめられた思わぬ掘り出し物でしたよ。
余談ですが、普段洋楽をあまり聴かない弟に最も好評だったのがこれでした。

6. Channel Orange / Frank Ocean
各メディアで絶賛され、年間ベストの上位にランクインした作品。自分にとっては絶賛とまではいきませんでしたけど、気が付くと定期的に聴いていて、今でも飽きていません。今作がピークにならないように、2nd以降での活躍にも大いに期待したいところ。

7. The Sea / Corinne Bailey Rae
全体としてはデビュー作の方が好きですが、「(1)Are You Here」と「(2)I'd Do It All Again」の2曲にはノックアウトされました。

8. Love Letter / R. Kelly
"節操がない"というのはR. Kellyに関しては褒め言葉になるんですけど、今作もその言葉がピタリと当てはまります。色々なジャンルに手を出しながらもしっかり自己流に消化し、トータルで見ればちゃんとR&Bしているところが嬉しいですね。

9. D.M. / 三浦大知
久々に安室と宇多田以外のJ-POPアルバムにハマったような気がします。流行の音を取り入れながらも、彼の歌唱力、表現力によって一本調子にならず、全編楽しんで聴くことができました。アルバムとしてはこれが三浦大知デビューだったので、これから過去作やライヴDVDも含めて、より彼の音楽を知っていきたいですね。

10. Believe / Justin Bieber
途中から「Beauty And A Beat」にハマったためにアルバムごと聴くというケースが多く、クオリティが特に秀でているとは思わないんですけど、今年最も聴いたアルバムをベスト10から外すわけにはいきません。

部門賞はこちら

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2012 BEST MOVIE

今年の観賞数は73作品(内、映画館では7作)で昨年とほぼ同数。再観賞を含めれば86作品と、こちらは昨年より12本ほど減っていますが、もっと減らすつもりでいたので意外と観たんだなというのが感想です。
来年は「ジャンゴ 繋がれざる者」と「華麗なるギャツビー」が楽しみ。特にギャツビーは劇場で新しい予告編も公開されていたので、ワクワクしながら半年間待ちたいと思います。

1. レ・ミゼラブル
完璧とまでは言いませんが、久々に会う人みんなに勧めたくなるような映画に出会えたということで、文句なしにこれがナンバーワンです。
ただ感動するというだけでなく、どんな状況でも希望を失わない登場人物たちに生きる勇気を貰える作品で、今後も何度も観返すことになりそうです。

lesmiserables.jpg

2. ダークナイト ライジング
ヒース・レジャーが圧倒的だった前作には及ばないものの、シリーズで初めて劇場の大画面で観た影響もあり、終始圧倒されっぱなし。
ちなみに、ノーラン三部作で最後に観た「バットマン ビギンズ」は惜しくも11位。この三部作はいずれDVDかブルーレイで手に入れて順番に観てみようと思います。

3. ヒミズ
ある意味ではこれが日本版「レ・ミゼラブル」でしょうか。住田は劇中ではジャン・バルジャンのような正しい人になれていませんが、苦境の中にあっても必死に生きようとする姿には胸打たれました。彼の幸せを祈らずにはいられません。

4. ジュリー&ジュリア
今年一番の掘り出し物。特に新鮮なスト―リーではないんですけど、主演女優二人がとにかく魅力的で、それだけでも大満足です。
また、出てくる料理が家庭的でどれも美味しそうなのが印象的でした。調理する過程も予想外に豪快で面白かったな。

5. リトル・ダンサー
正統派の感動作ながら、人と人との繋がりが丁寧に描かれていて、先の展開が分かっていてもジーンときてしまいました。
ただ、スティーブン・ダルドリー監督は最新作の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」が期待値には届いていなくて、若干残念…。

6. ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル
ストーリー性は希薄でも、派手なアクションが売りという映画は数あれど、ここまで飽きさせない作品は珍しいんじゃないかな。体力的に衰えを知らないトム・クルーズはもちろん、ジェレミー・レナーがいい味を出していて気に入りました。

7. BIUTIFUL ビューティフル
1位、3位に続いて、こちらも苦境に立たされても耐える男が主人公。自分はこういう話が好きなんだなと今さらながら気づかされました。

8. ジュリエットからの手紙
明らかに女性向けの映画ではあるんですけど、気にならずにロマンチックな気分になれてしまうのはアマンダ・セイフライドの好演によるものか、熟年の恋愛という嫌味のない要素を混ぜたからか…。風景がとても美しかったのも印象的。

9. アメイジング・スパイダーマン
新生スパイダーマンとしては上出来でしょう。前シリーズのトビー・マグワイア&キルスティン・ダンストから、今回のアンドリュー・ガーフィールド&エマ・ストーンで若々しくなり、ロマンス要素の強まった展開とともに新鮮に楽しめました。
映像面の派手さがなくなった分、せっかくの3Dが活かされていないのは残念ですが…。

10. ダウト ~あるカトリック学校で~
サスペンスではありますが、謎解きをするのではなく、登場人物の気持ちの揺れ動く様を楽しむタイプ。個人的な好みにハマったというのもありますけど、役者陣の抑えた演技が見事で見入ってしまいます。


続いて部門賞

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2012 BEST GAME

プレイ時間のトップ5はこちら
1. ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン (Wii)
2. 逆転検事2 (DS)
3. スーパーマリオギャラクシー2 (Wii)
4. タクティクスオウガ 運命の輪 (PSP)
5. 不思議のダンジョン 風来のシレン5 (DS)


今年はあまりゲームをせず。トップ10を選ぶのもギリギリでしたし、遊んだ時間も昨年までの半分くらいだったでしょうか。昨年末に買った「シレン5」を1月に、1月に買った「逆転検事2」を2月にやり込みましたが、それ以降はパッタリ。もうWiiとDSで気になっていたソフトは大方遊んでしまったからなぁ。
昨年も全く同じことを言っていましたが、来年こそはPS3か3DSのどちらかを買います。

1. スーパーマリオギャラクシー2 (Wii)
1位は文句なし。操作性、ステージ構成、ゲームバランス、どれを取っても最高レベル。協力プレイが充実して、友達同士はもちろん、小学生くらいの子どもが遊ぶのをお父さんお母さんがアシストしてあげるという微笑ましい画が想像できるのが素敵ですね。もちろん、上級者向けのステージや攻略法も用意されているので、簡単すぎて物足りないなんていうこともありません。

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(2010/05/27)
Nintendo Wii

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2. 逆転検事2 (DS)
新鮮味は皆無ですが、シナリオはシリーズでも1、2を争うほどの完成度。胸が熱くなるような場面もあり、エンディングでは大きな達成感が味わえました。

3. 罪と罰 宇宙の後継者 (Wii)
爽快感と戦略性を兼ね備えたトレジャー製アクション・シューティング。
このジャンルと相性のいいWiiリモコンでの操作は快適で、昔懐かしいスコアアタックにもいつしか夢中に…。

4. メタルギアソリッド ピースウォーカー (PSP)
6年ぶりのメタルギア。相変わらず渋さ全開のスネークと重厚なシナリオにウットリしつつも、相変わらずの緊張感と興奮にゾクゾク。完成度はシリーズを重ねても衰えませんね。
ただ、難しい! 今回は協力プレイが売りにもなっているようなので、それ前提の難易度なのかもしれません。クリアできる気がしない…。

5. ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン (Wii)
シリーズ初のオンライン専用タイトルということで、確かに遊んだ感覚はこれまでと大きく違っていました。ドラクエの世界観は再現されていますし、ログインしていない間も経験値やゴールドが貯まる工夫がされているので、間口はかなり広いです。
ただ、それでもRPGは一人でコツコツ遊んでいた方が楽しいなぁ。パーティーを組むまでに時間が掛かったり、他の人に気を遣うだけでもストレスになってしまうんですよね。いっしょに遊ぶ友人がいるかどうかで評価は大きく変わりそうです。

6. スーパースクリブルノーツ (DS)
アイテムの名前を書くとそのものが出現し、それを使ってお題をクリアしていくというシステムも秀逸ですが、正解が複数用意されているという点も素晴らしい。一度クリアしたステージでも新たな解法を求めてついつい遊んでしまいます。

7. ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 (DS)
安心のゲームバランスとモンスター配合の面白さ。
しかし、8年ぶりに遊んだシリーズでもシステム面で新しさは感じませんし、ストーリーはあってないようなものなので、目的を失って十数時間で断念してしまいました…。

8. HOSPITAL 6人の医師 (Wii)
医療アドベンチャー初体験でしたが、Wiiリモコンを使った手術シーンと6人の主人公が絡み合うシナリオが魅力的でした。
終盤に差し掛かったところで放置しているので、来年の早いうちにクリアしたいところ。

9. 安藤ケンサク (Wii)
説明が難しいゲームルール。地味な画面。売れる要素皆無ですが、これがなかなか面白いんです。感覚的には「もじぴったん」に近いかな。
クロスワードやナンプレなどのチマチマしたパズルが好きな人はもちろんですけど、TVのクイズ番組で答えずにいられない人が集まれば盛り上がること間違いなしです。

10. パワフルゴルフ (DS)
人気野球ゲーム「パワプロクンポケット」のゴルフ版。サクセスモードは個人競技ならではの面白さがあり、熱中度はなかなかのもの。
3DSでオンライン対戦を備えた続編を出してもらいたいものです。

続いて部門賞

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2012 BEST BOOK

ここ数年、年末になると大掃除や帰省の予定を立てるよりも先に年間ベスト更新の計画を立てる癖がついてしまいました。今年も間もなく帰省するので更新が間に合うか微妙なところですが、できるところまでがんばってみます(言い訳)。

今年読んだ本は新規の小説とエッセイに限定すれば24作。再読本や他ジャンルを含め、上下巻を分ければ27冊。とりあえず月2冊の目標はクリアしたものの、もう少し読む時間はあったよなぁ。海外文学も古典もほとんど読めず、軽いテイストの作品ばかり手を出していましたし。
来年は太宰作品を最低1冊、そして「レ・ミゼラブル」にも着手するのを目標にします!

1. ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女 / スティーグ・ラーソン (上巻) (下巻)
年間ベストとするほどの作品かなとは自分で思うものの、スウェーデンの風景描写、個性的なリスベット、単なる猟奇殺人にとどまらない社会問題など、どの角度から見ても満足できる秀作でした。
またこのボリュームをと考えると躊躇する気持ちもありますが、機会があれば第2弾以降も読むつもりです。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2011/09/08)
スティーグ・ラーソン

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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2011/09/08)
スティーグ・ラーソン

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2. さよなら怪傑黒頭巾 / 庄司薫
年間ベストに選んだ「赤頭巾ちゃん気をつけて」「ぼくの大好きな青髭」に続き、これも高い位置にランクインしました。いやしかし、このシリーズの当たり率の高さは異常。これだけ面白いと、唯一ピンと来なかった「白鳥の歌なんか聞えない」も読み返したくなります。

3. 桃尻娘 / 橋本治
2年前にシリーズ5作目を読みましたけど、その時理解できなかった点もこれを読んではっきり見えてきました。
30年前の作品ということで登場人物の口調に時代感が出ていますが、そのやり取りが実に軽妙で、今ならかえって新鮮に映るんじゃないでしょうか。

4. 完全なる首長竜の日 / 乾緑郎
4位というのは少し高すぎるかな。今年最後に読んだ作品なのでまだ新鮮に残っているというのもプラスに働いたかもしれません。
でも、一気読みしなくても最後までテンションを持続させてくれ、読み終わった後には確かな満足を得られるという点では貴重な一冊だったのではないかなと思います。

5. 四畳半神話大系 / 森見登美彦
昨年、「夜は短し歩けよ乙女」をベストに選んだ森見登美彦。今回も好みの文体で楽しませてもらいましたが、本音を漏らしてしまうと、この人の文章は2作読んだだけでお腹いっぱいになってしまいました。

6. 文明の子 / 太田光
レビューにも書きましたが、"エッセイ以上に太田光という人物を知ることができる一冊"。テレビを観てガチャガチャうるさいという印象しか抱いていない人にこそ、ぜひこれを手に取ってもらいたいです。
技術とかアイデアではなく、人柄で読ませてくれた作品でした。

7. 少女 / 湊かなえ
人間ドラマの点では物足りなさが残りますけど、ラストでこう来たか~と驚かされ、ついページを遡ってしまうというのはある種の快感があります。この人の作品は近いうちにもう一冊読んでみたいところ。

8. かわいそうだね? / 綿谷りさ
「勝手にふるえてろ」と本作で、綿谷りさは新たなステップに足を踏み入れたと言えるでしょう。芥川賞受賞という経歴に縛られず、エンタメ小説家としての地盤を固め始めましたね。だからといって、決して子供騙しの内容にはなっていません。

9. 鍵のない夢を見る / 辻村深月
女性作家ならではのダークサイドを描いた作品で、男の自分は読んでいて気分が落ちていく一方でしたけど、その感覚もまた楽しめるくらいしっかり描かれています。

10. 舟を編む / 三浦しをん
普段読書をしない人にも勧められる読みやすさを長所と取るか物足りなさと取るかで評価が大きく分かれそうですが、辞書の編纂という設定はかなり斬新。もっと長編にしてドラマを盛り込んでいたら傑作になった可能性もあります。
ちなみに、三浦しをんはエッセイも2冊読破。今年も楽しませてもらいました。

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
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