Volvo Car Open

 <Quarterfinals>
Jelena Ostapenko - Caroline Wozniacki(5) 6-2, 6-4
Laura Siegemund -Anastasija Sevastova(8) 6-2, 6-4
Daria Kasatkina - Irina-Camelia Begu(10) 6-4, 6-1
Mirjana Lucic-Baroni(11) - Shelby Rogers 6-7(7-9), 6-1, 6-1

 <Semifinals>
Jelena Ostapenko - Mirjana Lucic-Baroni(11) 6-3, 5-7, 6-4
Daria Kasatkina - Laura Siegemund 3-6, 6-2, 6-1

 <Final>
Daria Kasatkina - Jelena Ostapenko 6-3, 6-1


カサッキナがツアー初タイトル! 今季はケルバーに連勝している半面、全豪やインディアンウェルズ、マイアミといったビッグ・トーナメントにシードプレイヤーとして挑みながらいずれも初戦敗退と、不安定なシーズンを送っていただけに、勝利が続いたことは大きな自信になったことでしょう。40位台まで落ちていたランキングも再びトップ30に戻してきたので、クレーシーズンはこの調子を持続させてさらに上を狙ってもらいたいところ。

注目なのは、優勝したのが19歳のカサッキナであるとともに、決勝の相手も同じ19歳のオスタペンコだったということ。詳しいデータがないので断言はできませんけど、晩成型のプレイヤーが増えつつある現在のWTAで、10代決勝が実現したのはかなり久しぶりのことなんじゃないかな。
オスタペンコの方もランキングを落としてきていたものの、今週はウォズニアッキやルチッチを倒すといった快進撃を見せました。オスタペンコのテニスはハイライトでしか観たことがないんですが、ストローク戦では器用な面も感じられますし、ひ弱すぎる2ndサービスさえ改善されればトップ30あたりに定着できそうな気はします。今の荒々しいキャラクターは失わないままで成長していってほしいですね。

日本人選手は土居が張帥に敗れ初戦敗退、大坂はその張帥を2回戦で下したものの、ロジャースに敗れ3回戦止まりでした。
大坂は取りこぼしが少なく順当に勝ち星を重ねてはいるんですが、出場大会が少ないせいか、単純に上位進出がないせいか、効率よくポイントを稼げていませんね。まぁ、これはランキングシステム上仕方がない部分もあると思います。トップ50というのはもはやツアーレベルで戦うのが当たり前のランキングですが、プレミアシリーズでは予選からとなるケースも珍しくなく、本戦ストレートインできても順当にいけば2回戦までにシードプレイヤーと当たることになります。現に、今季出場した6大会のうち3大会はトップ10プレイヤーとの対戦がありました(いずれも敗退)。トップ10と互角に戦うにはまだ経験が必要だとは思いますが、トップ30クラスには普通に勝てるようになってきているので、まずはインターナショナルシリーズでベスト8以上の結果をコンスタントに残し続けることがランキング上昇には必要になるでしょう。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

Miami Open

 <Quarterfinals>
Venus Williams(11) - Angelique Kerber(1) 7-5, 6-3
Karolina Pliskova(2) - Mirjana Lucic-Baroni(26) 6-3, 6-4
Johanna Konta(10) - Simona Halep(3) 3-6, 7-6(9-7), 6-2
Caroline Wozniacki(12) - Lucie Safarova 6-4, 6-3

 <Semifinals>
Caroline Wozniacki(12) - Karolina Pliskova(2) 5-7, 6-1, 6-1
Johanna Konta(10) - Venus Williams(11) 6-4, 7-5

 <Final>
Johanna Konta(10) - Caroline Wozniacki(12) 6-4, 6-3


故障で少しの間戦列を離れていたコンタが復活優勝。今季はシドニーで優勝し、全豪でも2年連続のベスト8を果たすなど絶好調だったところでの離脱だっただけに本人もショックだろうなと思っていたんですが、見事に戻ってきましたね。彼女のプレースタイルは全盛期のペトコのような攻撃的かつ精度の高いストロークを軸としつつも、サービスからのポイント獲得率が高いのが強み。クレー向きには思えませんけど、メンタルさえ安定していればプレミアクラスでもタイトルを狙えるかもしれません。

ウォズニアッキは全盛期のように安定してきて、今季この時点で既に3度決勝の舞台を踏んでいますけど、またしても頂点には届きませんでしたね。
コンタには全豪でも完敗。前回も今回も試合は観ることができていませんが、両者のテニスを考えればサービス、リターンのどちらからでも主導権を握れるコンタの方が上。コンタが崩れている時間帯は安定感に勝るウォズニアッキがリードするかもしれませんけど、ウォズニアッキも引き出しが多いわけではないので、最終的にはペースを掴んだコンタが勝利をモノにするのかな、と想像できます。
ウォズニアッキも2~3年前に比べると明らかにネットプレーにトライする回数も増え、技術の向上も見られるんですが、やはりアプローチがスピードの遅いスピンボールではパッシングの餌食になりやすいんですよね。"たられば"になってしまいますけど、彼女が若い頃にもっとダブルスに積極的だったら速い展開のテニスも身に付いたのかなと考えてしまいます。

ラド姉は全豪に続きここでもルチッチに敗れ、結局ハードコートシーズンの間に調子を上げられぬままクレーに突入することになってしまいました。ここまでのレースポイントは671Pで20位。これは一時的にトップ10落ちを経験した2015年と同水準。昨年は1920P、2014年は1997P、2013年は2355P稼いでいることを考えるとかなりのスローペースですね。2015年は秋以降に一気に復調して最終戦も制したために年末にはトップ10復帰も果たしましたが、今年はもっと早い段階で調子を取り戻してほしいところ。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

BNP Paribas Open

 <Quarterfinals>
Karolina Pliskova(3) - Garbine Muguruza(7) 7-6(7-2), 7-6(7-5)
Svetlana Kuznetsova(8) - Anastasia Pavryuchenkova(19) 6-3, 6-2
Elena Vesnina(14) - Venus Williams(12) 6-2, 4-6, 6-3
Kristina Mladenovic - Caroline Wozniacki(13) 3-6, 7-6(7-4), 6-2

 <Semifinals>
Svetlana Kuznetsova(8) - Karolina Pliskova(3) 7-6(7-5), 7-6(7-2)
Elena Vesnina(14) - Kristina Mladenovic 6-3, 6-4

 <Final>
Elena Vesnina(14) - Svetlana Kuznetsova(8) 6-7(6-8), 7-5, 6-4


男子決勝はスイス人対決でしたが、女子はロシアン決勝。スヴェタがシードの難敵を次々と退ける活躍を見せてくれたものの、優勝には一歩及びませんでした。プリスコワに勝った時点で優勝を期待してしまったんですけど、そもそも期待するとダメなプレイヤーだったことを忘れてた…。それでも、プリスコワ撃破はもちろん、シドニーとメルボルンで連敗していたパブリチェンコワに快勝したのは嬉しかったです。

決勝でそんなスヴェタを倒したのはベスニナ。ダブルスではトッププレイヤーでもシングルスは中堅どころというイメージの強かったベスニナも、最近の流れに乗って30歳を超えて本格ブレイクを果たしてきました。今季はここまで6勝6敗、勝ち星もすべて格下相手だっただけに、突然ケルバーやヴィーナス、スヴェタといった実力者たちを立て続けに破ったことに驚きを隠し切れませんが、ここまでベテランの覚醒が続くといよいよ誰がトップ10に食い込んでくるか分からなくなってきましたね。

ところで、シーズン開幕からここまでの成績を見て、ケルバーの不振が気になっていたんですけど、何気にシブルコワとラド姉はもっとポイントを稼げていないんですね。シブルコワは元々安定型ではないし、クレーでも好成績が期待できるので心配無用かもしれませんけど、ラド姉は決勝進出したシドニー以外は格下に足をすくわれることが目立っています。ラケットも今季からスリクソンにしたのもハマらなかったみたいで、またバボラに戻しているとの噂もありますし、ここに来て若干迷走気味でしょうか。

日本からは4人が本戦にエントリーしましたが、勝ち星を挙げたのは3回戦に進んだ大坂のみ。
土居と奈良は今季ドローに恵まれることが多いにもかかわらず、チャンスを掴み切れていない印象を受けます。日比野はマレーシアで決勝に進出しましたし、尾崎もじわじわとランキングを上げていますけど、せっかく大坂の活躍で女子テニスにもスポットが当たりつつある時なので、この二人にも踏ん張ってほしいところです。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

今週のWTA (2017年3月第1週)

 <Abierto Mexicano TELCEL>
Lesia Tsurenko(7) - Kiki Mladenovic(2) 6-1, 7-5


インターナショナルシリーズながら、大きな波乱もなく進んだ大会はツレンコが制し、通算3勝目を達成。トップ3シードを立て続けに倒してのタイトルになります。名前は知っているけどプレーはよく知らない、典型的な地味プレイヤーではありますけど、今季はホバートでの準決勝進出やフェドでのガブリロワ撃破などもあり、トータル9勝2敗と好調ですね。

 <Alya WTA Malaysian Open>
Ashleigh Barty - 日比野菜緒 6-3, 6-2


こちらは日本人プレイヤーの日比野が奮闘しました。2回戦で当たる予定だったスビトリナが棄権したラッキーはあったものの、チャンスをしっかり活かすところが日比野らしいというべきか…。もちろん、大坂のように大舞台で上位陣を食う活躍があればもっと注目度が高まるんでしょうけど、実は現役日本人プレイヤーで3度ツアーの決勝の舞台を踏んでいるのは伊達を除くと彼女しかいません(土居は125kのトーナメントも含めると3度になりますが…)。杉山の引退後、ツアータイトルを狙える選手が出てこないというのが日本の課題だっただけに、こういうチャンスに強い選手の存在は頼もしく映ります。

そんな日比野の勢いを止めたのがバーティ。彼女に関しては、弱冠20歳ながらようやく頭角を表してきたかというのが率直な印象。何せ、15歳にして天才少女として期待されていたプレイヤーですからね。確かに以前から才能の片鱗を見せてはいましたが、体格に恵まれているわけではないのでトップクラスにはなかなか通用せず、過剰な期待とのバランスも取れず2014年に一旦ツアーから離れるという発表がありました。正直、バーンアウトの典型のようなものでこのまま引退してしまうのではと思っていましたが、昨年戻ってきて、今年は全豪で3回戦に進出するなど上昇気流に乗っています。これでトップ100入りも果たしましたが、個人的には早いうちにトップ50の壁を破ってきてほしいと思っています。

日本人では他に尾崎と加藤がともにシード選手を破って2回戦進出を果たしました。ライバルの活躍やダブルスの好成績など、様々なプラス要因が重なって日本勢の名前を見る機会が増えたのは嬉しいところです。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

Dubai Duty Free Tennis Championships

 <Quarterfinals>
Angelique Kerber(1) - Ana Konjuh 6-3, 6-2
Elina Svitolina(7) - Lauren Davis 6-0, 6-4
Caroline Wozniacki(10) - Catherine Bellis 6-3, 6-2
Anastasjia Sevastova - Qiang Wang(王蔷) 6-4, 7-5

 <Semifinals>
Elina Svitolina(7) - Angelique Kerber(1) 6-3, 7-6(7-3)
Caroline Wozniacki(10) - Anastasjia Sevastova 6-3, 6-4

 <Final>
Elina Svitolina(7) - Caroline Wozniacki(10) 6-4, 6-2

スビトリナがウクライナを勝利に導いたフェドを挟み、ツアーでは2大会連続優勝。通算6勝目を飾りました。プレミアのタイトルは初、これを祝うかのように初のトップ10入りも果たし、いよいよ本格ブレイクの兆しを見せています。
ケルバーには今年に入って2連勝、ウォズニアッキにも過去2戦全勝など、ラリー戦には滅法強いのを証明しているものの、その一方、プリスコワやクヴィトワ、そして大坂といったビッグサーバーには相性が悪いなど得手不得手がはっきりしているプレイヤーでもあるんですよね。今季好調とはいえまだ2ヶ月で上位陣もまだもたついている中ですから、真価が問われるのは春以降になりそうです。

ウォズニアッキはドローに恵まれた感もありましたが、2週連続で決勝進出を果たしました。今年出場した5大会すべてで2勝以上しており、格下に負けたのも1度きりということで、かつての安定感はだいぶ取り戻してきた感じがしますけど、コンタ、プリスコワ、スビトリナといった伸び盛りの年下に負けているのは個人的にかなり悔しいポイント。インディアンウェルズとマイアミではもう一段階ギアを上げてもらいましょう。

もう一人の注目は17歳のベリス。その若さから注目度の高い選手ではありましたけど、昨年は全米オープンで予選を勝ち上がり3回戦まで進出。その後、出場した下部ツアーで3大会連続優勝を果たすなどして一気に飛躍し、今週はついにラドワンスカ姉を倒しました。若いプレイヤーが試合巧者のラド姉を突破したというのはかなり衝撃的なニュースで、ベリスの非凡さが窺えます。
1年前は200位台だったランキングもトップ50目前というところまで迫ってきましたね。現在トップ100の10代プレイヤーは彼女の他にコニュ、カサッキナ、大坂、オスタペンコといった個性的な面々がいますが、4人全員が19歳ということを踏まえればさらにベリスのすごさが伝わってきます。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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