China Open

 <Quarterfinals>
Simona Halep(2) - Daria Kasatkina 6-2, 6-1
Caroline Garcia - Elina Svitolina(3) 6-7(5-7), 7-5, 7-6(8-6)
Jelena Ostapenko(9) - Sorana Cirstea 6-4, 6-4
Petra Kvitova(12) - Barbora Strycova 6-3, 6-4

 <Semifinals>
Simona Halep(2) - Jelena Ostapenko(9) 6-2, 6-4
Caroline Garcia - Petra Kvitova(12) 6-3, 7-5

 <Final>
Caroline Garcia - Simona Halep(2) 6-4, 7-6(7-3)


ついにこの時がやってきました!
ハレプが決勝進出を決めた時点で25代目のナンバーワンの座に到達。全仏、ウィンブルドン、シンシナティに続いて4度目の挑戦でついに夢を叶えました。ここに来るまで本当に苦しい道のりだっただけに、準決勝勝利後は本当に嬉しそうでしたね。特にこの画像がお気に入り。

ハレプにとっては、この北京はリベンジの一週間でした。
3回戦では全米で敗れたシャラポワ、準々決勝では先週の武漢で敗れたカサッキナ、準決勝では全仏決勝で敗れたオスタペンコと当たる厳しいドロー。しかし、準決勝は最初から集中できていましたね。第2セット中盤に徐々に調子を上げてきたオスタペンコのストロークに圧されてミスが続く場面もありましたが、4-4に追いつかれてからの次のチャンスをしっかり取り切って試合を制しました。

そんなハレプを決勝で倒したのがガルシア。先週の武漢に続き、中国のプレミアトーナメント2大会を制したことになります。これで初のトップ10入り、そしてコンタが故障によりモスクワを欠場するために、最終戦の出場権も手にしました。今季前半戦を見る限り、ムラデノビッチよりも先にトップ10入りを果たすと予想できた人はほとんどいなかったんじゃないでしょうか。覚醒してから間がないだけに来季更なる飛躍を遂げるとは断言できませんけど、とりあえずトップ10の座は当分安泰でしょう。

オスタペンコも好調を維持していますね。初めてGSを制覇した後は大抵一度はスランプに陥るものですけど、彼女は直後の芝季も結果を残しましたし、北米ハードではやや躓いたものの、ソウルの優勝から復調し、武漢、北京といったビッグトーナメントでベスト4入りを果たしました。
昨年までは気が荒いプレイヤーというイメージでしたけど、全仏以降は荒れているようでもしっかり持ち応えてフルセットでも高い勝率を誇っています(19勝7敗)。コートマナーの悪さは相変わらずですが、立場が人を成長させる部分もありますから、トップの選手たちに揉まれているうちにいつの間にかツアーを代表する選手になっている可能性も…というのはさすがに気が早いかな。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

Dongfeng Motor Wuhan Open

 <Quarterfinals>
Jelena Ostapenko(8) - Garbine Muguruza(1) 1-6, 6-3, 6-2
Ashleigh Barty - Karolina Pliskova(3) 4-6, 7-6(7-3), 7-6(7-2)
Caroline Garcia - Ekaterina Makarova 7-6(7-3), 6-4
Maria Sakkari - Alize Cornet 7-6(7-2), 7-5

 <Semifinals>
Ashleigh Barty - Jelena Ostapenko(8) 6-3, 6-0
Caroline Garcia - Maria Sakkari 6-3, 6-2

 <Final>
Caroline Garcia - Ashleigh Barty 6-7(3-7), 7-6(7-4), 6-4


プレミア5とは思えないほど荒れまくった武漢の大会。ナンバーワンの座を争うトップ3シードの中では、まずハレプが初戦で姿を消し、残った二人も準々決勝で敗れました。全米オープンもそうでしたけど、ナンバーワンの入れ替わりというのは上の選手がポイントを失うことで起こって、新女王もその大会では上位進出を果たせていないことが多いですね。順当に考えればウィンブルドンを制しているムグルザが相応しいかなとは思うんですが、彼女にしてもタイトルを獲ったウィンブルドンとシンシナティの2度しか決勝進出がなく、決め手に欠けるのは確かです。

上位陣がモタモタしている間にも、次の女王候補が育っています。
ガルシアがツアー4勝目、プレミアでは初のタイトルを獲得しました。
ずっとトップ30あたりにいながら、フランスではどちらかというとムラデノビッチに先を越された感のあったガルシアですけど、今季は比較的安定した成績を残し、今週はケルバーやシブルコワらを下して上位進出を果たしました。注目の若手と呼ばれていた彼女も気が付けば23歳になっていましたが、そろそろ本格ブレイクとなるでしょうか。

そして準優勝に終わったものの、バーティもコンタ→ラドワンスカ→プリスコワ→オスタペンコといったシード勢を次々と退けました。これでランキングも23位まで浮上。最近のGSでは3大会連続でシードと当たる運の悪さを披露していましたけど、来年はそんな心配もなくなりそうです。
オーストラリアもストーサー以外にシングルスで上位に定着できるプレイヤーがなかなか出てきていませんでしたけど、バーティとガブリロワの台頭でようやく目途がついた感じでしょうかね。

タシケントではカテリナ・ボンダレンコが復活優勝。2008年のバーミンガム以来、実に9年ぶりのタイトルとなります。この人のキャリアのピークは2008~2009年頃。いつの間にか年齢も30代になっていましたが、現在のテニス界では問題なく戦える年齢なので、自己最高位の更新も期待できるかもしれません。

復活といえば、元世界2位のヴェラ・ズボナレワも6年ぶりとなるツアーベスト4入りを果たしています。故障により2012年から何年も戦列を離れ、復帰してからもなかなか満足に戦えていない彼女。今週も準決勝は残念ながら途中棄権してしまったものの、予選から5試合勝ち切ったというのは大きな自信になったでしょうね。ランキングも一気に100人抜きしてトップ200に戻ってきましたし、来シーズンはGS本戦でもプレーを見せてもらいましょう。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

東レパンパシフィックオープンテニス

 <Quarterfinals>
Caroline Wozniacki(3) - Dominila Cibulkova(5) 3-6, 7-6(7-5), 3-1 ret.
Garbine Muguruza(1) - Caroline Garcia(9) 6-2, 6-4
Anastasia Pavlyuchenkova - Barbora Strycova 5-7, 6-3, 6-1
Angelique Kerber(7) - Karolina Pliskova(2) 7-6(7-5), 7-5

 <Semifinals>
Caroline Wozniacki(3) - Garbine Muguruza(1) 6-2, 6-0
Anastasia Pavlyuchenkova - Angelique Kerber(7) 6-0, 6-7(4-7), 6-4

 <Final>
Caroline Wozniacki(3) - Anastasia Pavlyuchenkova 6-0, 7-5


昨年に続き予選、本戦通して一度も観戦に行かなかった東レPPO。予選は台風が接近して天気が荒れ、本戦に行けるならこの日かと考えていた祝日の月曜は、別の予定が入ってしまい断念しました。ま、月曜も半分は予選ですしね。
カサッキナやプチンツェワあたりは生で観たいプレイヤーではあるんですが、スヴェタとラド姉不在の中で、どうしても行きたいと思わせてくれるだけのパワーは今年はなかったな…。

生観戦なしで例年よりは興味が薄れたものの、最終的にはウォズニアッキの連覇で満足のトーナメントになりました。今季は6大会で決勝に進出しながらタイトルに手が届いていなかった彼女、ようやく優勝することができました。特に準決勝ではナンバーワンのムグルザにわずか2ゲームしか許さない圧倒的な強さを見せていましたね。今大会はサービスの調子がよく、それが自分のリズムを作り攻撃的なテニスを続けられた一因だったと思います。
そしてこれで10年連続のツアータイトル獲得という大記録を達成しました。昨年記録が途切れたシャラポワの13年連続、そして今年も自己記録を更新したセリーナの11年連続に次ぐ、現役3番手の記録となります。彼女の年齢、そして今年も7度決勝に駒を進めていることを考えるとまだまだ記録は更新できそうですね。

他にはパブリチェンコワの久々の活躍、そしてケルバーが全米で敗れた大坂にリベンジを果たし、プリスコワとの接戦を制するなど、復調に兆しが見られたのが注目ポイントでしょうか。

日本勢は大坂と尾崎が初戦敗退、唯一突破した奈良も2回戦でガルシアに敗れました。本戦での活躍ももちろんなんですけど、予選ドローの半分を日本人が占めていながら一人も勝ち上がることができないというのは、いくらプレミアトーナメントといえど残念なこと。先週の加藤のようにチャンスを掴む選手が東レにも現れてほしいものです。

ところで、この大会の裏では韓国・ソウルと中国・広州で大会が行われていましたが、ソウルの盛り上がりが気になりましたね。
もちろん、全仏チャンピオンのオスタペンコが出場していたことも大きいんだとは思うんですけど、インターナショナルシリーズとは思えないほどの客の入りと歓声の大きさでオスタペンコも楽しそうにプレーしていたように見えました。韓国は、特に女子はなかなかトッププレイヤーが出てきませんけど、こうやって興行的に成功させることでテニス界も盛り上がっていくかもしれませんし、日本も参考にすべき点がたくさんあるように思えます。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

今週のWTA(2017年9月第3週)

 <JAPAN WOMEN'S OPEN TENNIS>
Zarina Diyas - 加藤未唯 6-2, 7-5


結果の前に、伊達公子の引退について。
残念ながら初戦でクルニッチにダブルベーグルを焼かれてしまいましたけど、故障を抱えた身体で最後まで戦ってくれました。
そしてセレモニーに涙…。伊達のスピーチはもちろん、浅越が語ったオンコートコーチングの内容にはやられたなぁ。敗退目前でも1ゲーム奪いたいと必死になる伊達は本当にかっこいいなと思いましたし、これだけ特別な力を持ったプレイヤーをもう見られないのかと惜しい気持ちに包まれました。
体操でいう高難度の技を連発するような彼女のテニスは噛み合わないと凡戦に陥りがちでしたが、体力面の不利を補うためには仕方のない戦略でしたし、ハマればトップ10をも粉砕する力も見せてくれましたね。あれだけスリリングなテニスを見せてくれる日本人女子プレイヤーはきっと当分現れないでしょう。本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。

伊達に完勝したクルニッチを破って決勝まで進んだのが加藤。最近のダブルスの活躍が目立つ彼女がシングルスでも覚醒しました。ストロークはスピンを主体に、コートを縦横無尽に駆け回るプレースタイルは、相手にプレッシャーをかけるに十分なもの。ただ、このプレースタイルで予選からの連戦はさすがにキツかったかな。

決勝の相手、ディアスも予選上がりでしたが、彼女の方は疲れを感じさせない攻撃的なテニスを最後まで貫きました。これがツアー初タイトル。スリクソンのモデルも務め、tennis.jpのブログも持っているプレイヤーなので、初タイトルを日本で獲ってくれたのは嬉しい限り。
彼女は昨年9月から故障により7ヶ月間戦列を離れていたそうですが、こうやって故障を乗り越えて、以前よりも大きな活躍を見せてくれるプレイヤーが増えてきたというのは、他のプレイヤーにも励みになるでしょうね。

 <Coupe Banque Nationale>
Alison Van Uytvanck(7) - Timea Babos(3) 5-7, 6-4, 6-1


こちらもツアー初タイトル。23歳、ベルギーのバン・ウィトバンクが優勝しました。
10代の頃からトップ100入りを果たし、一昨年の全仏ではベスト8入りの実績を持つ彼女ですが、ここのところは低迷気味。これを機に、再び上昇気流に乗れるでしょうか。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

全米オープンテニス2017 決勝

Sloane Stephens - Madison Keys(15) 6-3, 6-0

同国のプレイヤー同士、しかもGSの決勝の舞台が初めてのプレイヤー同士とくれば、どちらかが緊張から本来の力を発揮できず、凡戦に終わってしまうこともありがち。2004年全仏のディメンティエワ、2013年ウィンブルドンのリシキあたりがそうでしたよね。

この試合はハイライトでしか確認できていませんが、まさかここまでのワンサイドゲームになるとは予想していませんでした。
特にキーズは準決勝でサービスが絶好調。一度もブレイクポイントすら与えることなくバンダウェイを圧倒していただけに、その勢いが決勝にも続くものと予想していましたが、やはりGS決勝であり、相手も攻撃型のバンダウェイとは違う堅実なベースラインプレイヤーであるスティーブンスということで、かなり勝手が違ったんでしょう。たった15ゲームの試合でアンフォーストエラーが30というのはさすがに多すぎますね。準決勝は同じゲーム数を戦ってエラーが3分の1の9つしかありませんでしたから。悔しさの残る敗戦となってしまいましたけど、キーズはまだ22歳。今後まだまだチャンスはあるはずです。

対するスティーブンスはさすがでした。彼女にも緊張がなかったはずはないと思いますが、プレーが崩れることなく最後まで落ち着いていましたね。トロントの大会前には900位台だったランキングも、トロントとシンシナティのベスト4、そして全米の優勝ポイントだけで17位まで上がってきてしまいました。本人も予想していなかったであろうこの復活劇、自己最高位11位の更新も視野に入ってきましたけど、焦らず今の調子を維持することに努めてもらいたいところです。

さて、全米が終了して、スティーブンス以外にもランキング変動で注目点があります。
まずは全仏女王のオスタペンコがトップ10入りを果たしました。まぁ、これはほとんど確定事項として見られていたでしょうから驚きはありませんね。しかし、北米ハードに突入してからはあまり結果を残せておらず、定着できるかというとまだまだ未知数。彼女の場合、GSチャンピオンとしてのプレッシャーに潰されているというよりも、全仏が単なる確変期だったという見方が正しいでしょう。

そして大会の焦点の一つだったナンバーワンの座。準々決勝が終わった時点でムグルザがその座に就くことが決定していましたが、2位のハレプとの差は僅か65ポイントしかありません。スビトリナ、プリスコワを含め、ここから守るポイントにはそれほど差がないため、武漢や北京の結果次第でまた大きく動いてくるかもしれません。そうなると、東レPPOにも出場予定のムグルザとプリスコワが有利かな。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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