BNP Paribas Open

 <Quarterfinals>
Karolina Pliskova(3) - Garbine Muguruza(7) 7-6(7-2), 7-6(7-5)
Svetlana Kuznetsova(8) - Anastasia Pavryuchenkova(19) 6-3, 6-2
Elena Vesnina(14) - Venus Williams(12) 6-2, 4-6, 6-3
Kristina Mladenovic - Caroline Wozniacki(13) 3-6, 7-6(7-4), 6-2

 <Semifinals>
Svetlana Kuznetsova(8) - Karolina Pliskova(3) 7-6(7-5), 7-6(7-2)
Elena Vesnina(14) - Kristina Mladenovic 6-3, 6-4

 <Final>
Elena Vesnina(14) - Svetlana Kuznetsova(8) 6-7(6-8), 7-5, 6-4


男子決勝はスイス人対決でしたが、女子はロシアン決勝。スヴェタがシードの難敵を次々と退ける活躍を見せてくれたものの、優勝には一歩及びませんでした。プリスコワに勝った時点で優勝を期待してしまったんですけど、そもそも期待するとダメなプレイヤーだったことを忘れてた…。それでも、プリスコワ撃破はもちろん、シドニーとメルボルンで連敗していたパブリチェンコワに快勝したのは嬉しかったです。

決勝でそんなスヴェタを倒したのはベスニナ。ダブルスではトッププレイヤーでもシングルスは中堅どころというイメージの強かったベスニナも、最近の流れに乗って30歳を超えて本格ブレイクを果たしてきました。今季はここまで6勝6敗、勝ち星もすべて格下相手だっただけに、突然ケルバーやヴィーナス、スヴェタといった実力者たちを立て続けに破ったことに驚きを隠し切れませんが、ここまでベテランの覚醒が続くといよいよ誰がトップ10に食い込んでくるか分からなくなってきましたね。

ところで、シーズン開幕からここまでの成績を見て、ケルバーの不振が気になっていたんですけど、何気にシブルコワとラド姉はもっとポイントを稼げていないんですね。シブルコワは元々安定型ではないし、クレーでも好成績が期待できるので心配無用かもしれませんけど、ラド姉は決勝進出したシドニー以外は格下に足をすくわれることが目立っています。ラケットも今季からスリクソンにしたのもハマらなかったみたいで、またバボラに戻しているとの噂もありますし、ここに来て若干迷走気味でしょうか。

日本からは4人が本戦にエントリーしましたが、勝ち星を挙げたのは3回戦に進んだ大坂のみ。
土居と奈良は今季ドローに恵まれることが多いにもかかわらず、チャンスを掴み切れていない印象を受けます。日比野はマレーシアで決勝に進出しましたし、尾崎もじわじわとランキングを上げていますけど、せっかく大坂の活躍で女子テニスにもスポットが当たりつつある時なので、この二人にも踏ん張ってほしいところです。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

今週のWTA (2017年3月第1週)

 <Abierto Mexicano TELCEL>
Lesia Tsurenko(7) - Kiki Mladenovic(2) 6-1, 7-5


インターナショナルシリーズながら、大きな波乱もなく進んだ大会はツレンコが制し、通算3勝目を達成。トップ3シードを立て続けに倒してのタイトルになります。名前は知っているけどプレーはよく知らない、典型的な地味プレイヤーではありますけど、今季はホバートでの準決勝進出やフェドでのガブリロワ撃破などもあり、トータル9勝2敗と好調ですね。

 <Alya WTA Malaysian Open>
Ashleigh Barty - 日比野菜緒 6-3, 6-2


こちらは日本人プレイヤーの日比野が奮闘しました。2回戦で当たる予定だったスビトリナが棄権したラッキーはあったものの、チャンスをしっかり活かすところが日比野らしいというべきか…。もちろん、大坂のように大舞台で上位陣を食う活躍があればもっと注目度が高まるんでしょうけど、実は現役日本人プレイヤーで3度ツアーの決勝の舞台を踏んでいるのは伊達を除くと彼女しかいません(土居は125kのトーナメントも含めると3度になりますが…)。杉山の引退後、ツアータイトルを狙える選手が出てこないというのが日本の課題だっただけに、こういうチャンスに強い選手の存在は頼もしく映ります。

そんな日比野の勢いを止めたのがバーティ。彼女に関しては、弱冠20歳ながらようやく頭角を表してきたかというのが率直な印象。何せ、15歳にして天才少女として期待されていたプレイヤーですからね。確かに以前から才能の片鱗を見せてはいましたが、体格に恵まれているわけではないのでトップクラスにはなかなか通用せず、過剰な期待とのバランスも取れず2014年に一旦ツアーから離れるという発表がありました。正直、バーンアウトの典型のようなものでこのまま引退してしまうのではと思っていましたが、昨年戻ってきて、今年は全豪で3回戦に進出するなど上昇気流に乗っています。これでトップ100入りも果たしましたが、個人的には早いうちにトップ50の壁を破ってきてほしいと思っています。

日本人では他に尾崎と加藤がともにシード選手を破って2回戦進出を果たしました。ライバルの活躍やダブルスの好成績など、様々なプラス要因が重なって日本勢の名前を見る機会が増えたのは嬉しいところです。

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ジャンル : スポーツ

Dubai Duty Free Tennis Championships

 <Quarterfinals>
Angelique Kerber(1) - Ana Konjuh 6-3, 6-2
Elina Svitolina(7) - Lauren Davis 6-0, 6-4
Caroline Wozniacki(10) - Catherine Bellis 6-3, 6-2
Anastasjia Sevastova - Qiang Wang(王蔷) 6-4, 7-5

 <Semifinals>
Elina Svitolina(7) - Angelique Kerber(1) 6-3, 7-6(7-3)
Caroline Wozniacki(10) - Anastasjia Sevastova 6-3, 6-4

 <Final>
Elina Svitolina(7) - Caroline Wozniacki(10) 6-4, 6-2

スビトリナがウクライナを勝利に導いたフェドを挟み、ツアーでは2大会連続優勝。通算6勝目を飾りました。プレミアのタイトルは初、これを祝うかのように初のトップ10入りも果たし、いよいよ本格ブレイクの兆しを見せています。
ケルバーには今年に入って2連勝、ウォズニアッキにも過去2戦全勝など、ラリー戦には滅法強いのを証明しているものの、その一方、プリスコワやクヴィトワ、そして大坂といったビッグサーバーには相性が悪いなど得手不得手がはっきりしているプレイヤーでもあるんですよね。今季好調とはいえまだ2ヶ月で上位陣もまだもたついている中ですから、真価が問われるのは春以降になりそうです。

ウォズニアッキはドローに恵まれた感もありましたが、2週連続で決勝進出を果たしました。今年出場した5大会すべてで2勝以上しており、格下に負けたのも1度きりということで、かつての安定感はだいぶ取り戻してきた感じがしますけど、コンタ、プリスコワ、スビトリナといった伸び盛りの年下に負けているのは個人的にかなり悔しいポイント。インディアンウェルズとマイアミではもう一段階ギアを上げてもらいましょう。

もう一人の注目は17歳のベリス。その若さから注目度の高い選手ではありましたけど、昨年は全米オープンで予選を勝ち上がり3回戦まで進出。その後、出場した下部ツアーで3大会連続優勝を果たすなどして一気に飛躍し、今週はついにラドワンスカ姉を倒しました。若いプレイヤーが試合巧者のラド姉を突破したというのはかなり衝撃的なニュースで、ベリスの非凡さが窺えます。
1年前は200位台だったランキングもトップ50目前というところまで迫ってきましたね。現在トップ100の10代プレイヤーは彼女の他にコニュ、カサッキナ、大坂、オスタペンコといった個性的な面々がいますが、4人全員が19歳ということを踏まえればさらにベリスのすごさが伝わってきます。

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Qatar Total Open

 <Quarterfinals>
Karolina Pliskova(2) - Shuai Zhang 6-2, 6-0
Dominika Cibulkova(3) - Samantha Stosur 7-5, 6-4
Caroline Wozniacki - Lauren Davis 7-5, 6-1
Monica Puig - Daria Kasatkina 4-6, 7-5, 6-4

 <Semifinals>
Karolina Pliskova(2) - Dominika Cibulkova(3) 6-4, 4-6, 6-3
Caroline Wozniacki - Monica Puig 6-1, 6-2

 <Final>
Karolina Pliskova(2) - Caroline Wozniacki 6-3, 6-4


アップセットと言ってしまっていいのか難しいですが、ケルバーがカサッキナに、ラド姉はウォズニアッキに初戦で敗れてトップハーフは荒れました。二人とも、今季はどうも乗り切れませんね。クレーは苦手としているので、前半のハードコートシーズンを締めくくる3月のインディアンウェルズとマイアミで調子を上げていきたいところです。

そんな中、ボトムハーフを勝ち上がってきたプリスコワが今季2勝目を挙げています。もう一人、年始から好調だったコンタは現在故障で離脱中ですが、プリスコワは相変わらず絶好調。今季はフェドを含めてここまで15勝1敗と驚異的な勝率を誇っています。
セリーナが長年女王に君臨してきた反動か、この10年ほどはリターン力のあるプレイヤーが多くトップ10にいましたけど、彼女は同胞のクヴィトワ同様にサービスゲームを軸にするタイプ。2ndサービスやリターンゲームに課題は残るものの、ハードヒットだけでなく小技も器用にこなせるという強みもあり、全盛期のクヴィトワ並の安定感もあります。今後セリーナの座を脅かす可能性は現トップ10の中では最も高いんじゃないでしょうか。

カサッキナはケルバーに連勝したものの、アップセットを演じても後が続かないのは相変わらず。何でしょうね、昨年からヴィーナス、プリスコワ、そしてケルバーといったところを倒しているんですから、実力があるのは確かなんですけど、1年近くずっとトップ30付近をウロウロしているのは持続力のなさが原因か…。格上相手にあと一歩というところまで迫って取りこぼしているケースも何度もありますし、まずは一週間通して調子を安定させ、決勝に進出するというところが目標になりそうです。

テーマ : テニス
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Fed Cup 2017 QF

チェコ 3-2 スペイン
クヴィトワとカルラ…、どちらもナンバー2を欠く布陣でしたが、そうなると手札が多いチェコの方がどうしても優位に立ちますね。全員が単複どちらでも戦える実力の持ち主で、最も若いシニアコワでさえ、スペインならナンバー2として戦えるレベル。勝敗だけなら3-2と競ったように見えますが、4試合目で決着がつき最後のダブルスは消化試合だったわけで、チェコとしては余裕のある勝利と言えるでしょう。

アメリカ 4-0 ドイツ
ドイツはケルバーが欠場。数年前ならそれでも強力な布陣を組めたんですが、ペトコにゲルゲス、リシキあたりは全員明らかにピークを過ぎており、ジークムントやビットヘフトは経験不足。一時代を築いた国が一気にパワーダウンしていくのを見るのは淋しいものです。
アメリカはW姉妹だけでなくキーズもスティーブンスも怪我で欠いたものの、全豪で覚醒したバンダウェイに加え、リスケが期待以上の活躍を見せました。ただ、準決勝でチェコと戦う際にはW姉妹かキーズのうち、誰か一人でも出場してほしいところです。

ベラルーシ 4-1 オランダ
このカードだけやたらと地味でした…。
アザレンカ不在となればバーテンス擁するオランダが有利かと思われましたが、22歳サスノビッチと18歳サバレンカが奮闘。ベラルーシを初のベスト4に導きました。率直に言うと、10年近くチームを支えてきたアザレンカが不在の間にここまでの成績を収めているというのも複雑な気分ですけど、一昨年の地域リーグから一度も敗退することなくここまで来たのは他メンバーの力もあったからで、土壌を育てるということに成功した証しと言えるでしょうね。さすがに準決勝はアザレンカの力が欲しかったところですけど、現メンバーでどこまで戦えるのか注目してみようと思います。

スイス 4-1 フランス
ベンチッチの不調が心配されたスイスでしたが、バシンスキーがコルネとムラデノビッチを倒し、踏ん張りました。これでベンチッチが復活すればヒンギス全盛期にも叶わなかった優勝にも手が届きそう。
フランスはガルシアの欠場が痛かったですね。異常なまでにフェドでの弱さを露呈するコルネを外せないくらい選手層が薄いのがツラいところです。

というわけで、準決勝はチェコvsアメリカ、ベラルーシvsスイスになりましたが、個人的には敗れた4ヶ国が戦うプレーオフの方が気になります。グループ2から勝ち上がったのはロシア、ベルギー、ウクライナ、スロバキア。ロシアはもちろん、スビトリナ擁するウクライナの存在が怖いか。入替え戦の中ではフランスvsスペインにハイレベルな試合が期待できそう。
そしてイタリアとオーストラリアはついに地域リーグ陥落のピンチ!

アジア地域リーグを戦った日本は決勝でカザフスタンに敗れました。カザフスタンはアジア枠とはいえプチンツェワやシュベドワを中心としたミニ・ロシアのような国ですから、地力はかなりあるんですよね。とはいえ、日本も土居と大坂を中心にメンバーは揃っていたわけですから、勝ち切ってもらいたかったです。

テーマ : テニス
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いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
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