BNP Paribas WTA Finals Singapore

 <Semifinals>
Caroline Wozniacki(6) - Karolina Pliskova(3) 7-6(11-9), 6-3
Venus Williams(5) - Caroline Garcia(8) 6-7(3-7), 6-2, 6-3

 <Final>
Caroline Wozniacki(6) - Venus Williams(5) 6-4, 6-4


ウォズニアッキがツアー27勝目にして、彼女にとって最大のタイトルを手にしました。
ラウンドロビンでは分の悪かったスビトリナやハレプに圧勝。セミファイナル進出が決まった後の3戦目はガルシアに競り負けましたけど、そこから再び立て直してきました。東レPPOの時と同様、堅い守りを軸としながらも要所要所で炸裂するカウンターが効果的。ネットプレーにも積極的で、彼女が取り組んできたアグレッシブなテニスがようやく実を結んできたという印象を受けました。低迷期の彼女は守り一辺倒で、相手のミスでしかポイントを奪えませんでしたもんね。
これで今季の最終ランキングは3位。ナンバーワン復帰も視野に入ってきました。

ヴィーナスは最終ランキング5位と、37歳にして驚異的なシーズンを送るも、ツアー無冠という微妙な結果にも終わってしまいました。あと1勝すれば通算50勝だったんですけど、それも来季にお預け。それでも、よほど運が悪くない限り、来年には達成できるでしょう。

注目していたナンバーワン争いの方は、混沌の2017年を物語るように、上位4人のうち準決勝に駒を進めることができたのはプリスコワのみ。そのプリスコワも準決勝でウォズニアッキに敗れたため、年間ナンバーワンの座はハレプの手に渡ることになりました。
しかし、ハレプもツアー優勝はマドリッドの優勝のみ。プレミア5以上のトーナメントで5度決勝進出を果たしていただけに、もう一つタイトルがあれば存在感が増したはずですが…。結局、先の4人に今大会で決勝進出を果たしたウォズニアッキとヴィーナスを加えても、GSで優勝できたのはムグルザだけで、セリーナ不在中の過渡期感は拭えませんでした。ケルバーがGSで暴れた昨シーズンの方がインパクトはあったかな。

そして、ダブルスナンバーワンのヒンギスが3度目の引退を表明しました。37歳とはいえ、プレーを見ればまだまだできそうではあるんですが、2度の引退から戻ってきて、再びダブルス1位になったことでやり尽くした気持ちになったということなんでしょうか。シングルス43勝、ダブルス64勝という歴史に残る偉業を達成しましたし、W姉妹とはまた違う、相手の裏をかく戦略的でテクニカルなテニスは多くのファンを魅了しました。デビュー当初からヨネックスと契約を結び、近年はインドのミルザや台湾のチャン・ユンジャンとペアを組むなど、アジア圏と親交が深かったのも印象的でしたね。
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テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

VTB Kremlin Cup

 <Quarterfinals>
Julia Goerges(7) - Lesia Tsurenko 6-3, 6-4
Daria Kasatkina - Aliaksandra Sasnovich 6-4, 6-3
Natalia Vikhlyantseva - Alize Cornet 4-6, 7-5, 6-3
Irina-Camelia Begu - Vera Lapko 6-3, 4-6, 7-5

 <Semifinals>
Julia Goerges(7) - Natalia Vikhlyantseva 6-2, 2-6, 7-5
Daria Kasatkina - Irina-Camelia Begu 6-2, 6-3

 <Final>
Julia Goerges(7) - Daria Kasatkina 6-1, 6-2


ゲルゲスが2011年のシュツットガルト以来、6年半ぶりとなるツアー優勝。
最初に彼女のテニスを見た時は、厚いグリップながらイヴァノビッチのようなスピードのあるフォアハンドをガンガン放つのが印象的で、ペトコらとともにドイツのテニス界を担っていく存在になるかと思われたんですが、その後は長い間苦しみましたね。低迷期が長かっただけに復活は諦めかけていましたけど、今季3度の準優勝を経ての今回の優勝。完全復活と見ていいでしょう。

カサッキナは初戦でパブリチェンコワを破った後は、順当に決勝まで進みましたが、決勝はゲルゲスのパワーに圧されてしまった感じ。まだ年間通すと好不調が大きく期待していたトップ20の壁は敗れませんでしたけど、今季はケルバー、オスタペンコ、ハレプ、ラドワンスカ姉を倒すなど、ハマればトップ10をも粉砕できるということも証明できました。フォアハンドに力強さも増してきましたし、勝負強さを身に付けて来季はトップ10を狙えるポジションまで到達してもらいたいところです。

ところで、9大会連続初戦敗退と大スランプ中のムラデノビッチが初のトップ10入りを果たすという珍現象が起きました。これはスヴェタ、シブルコワ、ケルバー、ラドワンスカ姉といった上位陣が昨年のモスクワと最終戦のポイントを大量に失ったため。ムラデノビッチのテニスは依然精彩を欠いているため、来シーズン前半はひたすらポイントを守り続ける苦しい戦いになりそうですけど、彼女に代わってトップ10に入ってくるのが誰になるかというのも気になりますね。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

'17 10/20 Music Chart

Billboardと自分のランキングを融合させた独自の隔週Music Chart。
カッコ内は前回の順位。<>内は順に登場回数と最高位になっています。

(4)1. Bodak Yellow (Money Moves) / Cardi B <6,1>
(2)2. Unforgettable / French Montana feat. Swae Lee <8,2>
(12)3. Rockstar / Post Malone feat. 21 Savage <2,3>
(3)4. 1-800-273-8255 / Logic feat. Alessia Cara & Khalid <3,3>
(5)5. Look What You Made Me Do / Taylor Swift <3,2>
(16)6. Feel It Still / Portugal. The Man <2,6>
(6)7. Despacito / Luis Fonsi & Daddy Yankee feat. Justin Bieber <12,2>
(1)8. Wild Thoughts / DJ Khaled feat. Rihanna & Bryson Tiller <8,1>
(19)9. Sorry Not Sorry / Demi Lovato <3,9>
(8)10. Believer / Imagine Dragons <10,4>


「Wild Thoughts」の1位は6度でストップ。代わりにトップに立ったのはSNS時代の風雲児、Cardi Bでした。French Montanaは今回1位獲得の大チャンスだったんですけど、またしても一歩及ばず。Post Maloneの勢いがあるだけに、次週も1位は難しいか…。

トップ10内で勢いがあるのはPortugal. The Man(ポルトガル・ザ・マン)とDemi Lovato。
Portugal. The Manは初めて聴いたんですけど、想像していた感じと全然違いました。現在、アメリカではラジオ・エアプレイチャートで1位を獲っていますが、それも納得のキャッチーさと中毒性の高さです。


(15)11. Rake It Up / Yo Gotti feat. Nicki Minaj <3,11>
(11)12. Swish Swish / Katy Perry feat. Nicki Minaj <7,9>
(NEW)13. What About Us / P!nk <1,13>
(NEW)14. Mi Gente / J Balvin & Willy William feat. Beyonce <1,14>
(NEW)15. Thunder / Imagine Gragons <1,15>
(7)16. Slow Hands / Niall Horan <4,7>
(13)17. Bon Appetit / Katy Perry feat. Migos <10,6>
(17)18. Strip That Down / Liam Payne feat. Quavo <4,13>
(9)19. Attention / Charlie Puth <7,6>
(10)20. Too Good At Goodbyes / Sam Smith <2,10>


13位はお久々のP!nk。シングル単体で聴いてもそれほど印象に残らなかったんですが、アルバムの中で改めて聴いてみると、キャッチーであると同時にメッセージ性が強い楽曲であることに気付かされました。おそらくアメリカの現政権に向けての訴えだと思われますが、P!nkがパーソナルなテーマではなく、社会的なメッセージソングを歌うのは結構珍しい気がします。

クラブで盛り上がっていたスペイン語曲に、Beyonceが参加したリミックス・バージョンでさらに人気が加速した「Mi Gente」は14位に。このリミックス版の収益は、先日プエルトリコやメキシコを襲ったハリケーン被害の救済に充てられるのだとかで、それもまたチャート上昇に一役買っているんでしょう。

そして、先週登場したSam Smith(サム・スミス)は何とか圏内に踏みとどまったのでPVを紹介します。
来月リリース予定の新作「The Thrill Of It All」は世界中でのヒットが確約されたアルバムですが、この先行シングルもSam Smithらしい愁いを帯びた一曲ですね。ただ、個人的にはもう少し新しい面を見たかったというのが本音で、この曲もまだそれほどピンときていません。

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

ハードコア 他

彼は秘密の女ともだち ★★★★★★☆☆☆☆
ライトなフランス映画の話題作には高確率で出演しているロマン・デュリス。今回はついに女装にチャレンジしています。
妻のローラを病気で亡くしたダヴィッド。ローラの親友だったクレールは、残されたダヴィッドとその娘を心配して家を訪ねると、そこには女装して娘をあやすダヴィッドの姿が…。
今年観た「リリーのすべて」も女装から発展するストーリーでしたが、似て非なるものでした。リリーは性同一性障害でしたけど、ダヴィッドの方は身体の内に女性性を秘めながらも(真相はともかく)あくまで恋愛相手は女性。しかも、話としてはクレールがメインになっているため、ダヴィッドの気持ちが全く見えてこないんですよね。二人の関係も、女装しても決して美人にはならないダヴィッドも生々しさが先に立ってしまって、期待していたほどは楽しめませんでした。このモヤッとした後味はフランス映画っぽいですが…。

ハードコア ★★★★★★★★☆☆
全編主観視点のSFアクション映画。アイデア勝負といった感じでクオリティには期待していませんでしたが、これがなかなかどうして。まるでFPSゲームをプレイしているようで、そのハイスピードなアクションはまるで自分が凄腕ゲーマーになったような錯覚に陥るほど。何が起きているか解らない度合いは他のハイスピード・アクション映画以上ですが、それを受け容れてしまうほどの説得力がありますね。銃撃戦だけでなく、肉弾戦や逃走シーンも挟んでいるため単調さもありません。この感覚、The Weeknd「False Alarm」のPVに似ているなぁと思っていたら同じ監督でした。
画面酔いする人は最後まで観られないでしょうし、グロ描写も苦手な人はキツいかもしれませんけど、この感覚は一度は味わうべきでしょう。ただし、ストーリーに過剰な期待は禁物。

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

今週のWTA(2017年10月第3週)

 <Upper Austria Ladies Linz>
Barbora Strycova(2) - Magdalena Rybarikova(1) 6-4, 6-1


ストリコワがツアー2勝目。
ここ数年上位に定着しているので意外でしたけど、2011年のケベック以来のタイトルだったんですね。その間、決勝では5連敗していたそう。気は荒いし、トップ10に入るには何かしらビッグ・ウェポンが欲しいところですが、引き出しの多い彼女の試合はいつ観ても面白いので、息の長いプレイヤーになってもらいたいです。

 <Prudential Hong Kong Tennis Open>
Anastasia Pavlyuchenkova(6) - Daria Gavrilova(7) 5-7, 6-3, 7-6(7-3)


こちらは6人の日本人プレイヤーが出場したものの、初戦を突破できたのは大坂のみ。その大坂は2回戦で、ウィンブルドンで敗れたヴィーナスにリベンジを果たしましたが、準々決勝でパブリチェンコワに敗れました。

そしてそのパブリチェンコワがそのまま優勝。既にツアー通算11勝、詳しく調べてはいませんが、トップ10入りしたことのない現役プレイヤーの中では最も優勝回数が多いんじゃないでしょうか。半面、タイトルの大半はインターナショナルシリーズ、GSでは8強が最高といった大舞台での弱さがトップ10入りを阻んでいるのも事実。もう10年近く停滞している感もあり、そろそろ次のステップに進んでもらいたいところですが、果たして…。

 <Tianjin Open>
Maria Sharapova - Aryna Sabalenka 7-5, 7-6(10-8)


シャラポワが2年半ぶりのツアー優勝。彼女の実力を考えれば順当な結果ではあるんですが、復帰トーナメントだったシュツットガルトでベスト4に残った以外は準々決勝に進むこともできず苦しんでいたので、予想以上に時間がかかった印象です。

19歳のサバレンカもこの決勝進出でトップ100入りが確定。まだ10代ながらフェドカップの代表に選出され、今年は準々決勝と準決勝の両方とも彼女の試合でチームの勝利を決めました。アザレンカが復帰以降も様々な事情で満足に戦えていない以上、ベラルーシ初の決勝の舞台で彼女がエースとして戦う可能性も高そうですね。彼女の経験からすると荷が重そうですけど、気が強そうですし、結構大舞台に強いタイプかもしれません。

テーマ : テニス
ジャンル : スポーツ

2017年10月後半の注目作

▼MUSIC

〇10/31【Heartbreak On A Hull Moon / Chris Brown】
△10/20【11:11 Reset / Keyshia Cole】
△10/27【Meaning Of Life / Kelly Clarkson】

なかなか発売日が決まらなかったChris Brownの新作が、ようやくハロウィンに合わせてリリースされることになりました。今のところ発表されている曲にピンとくるものがないのが不安でもありますが、全作聴いているアーティストなので2枚組の大ボリュームを堪能したいと思います。
ちなみに、パッケージ化は11/3、国内盤CDは11/15だそう。

▼GAME

◎10/27【スーパーマリオオデッセイ (Switch)】

Nintendo Switchが好調な中、待望の3Dマリオ本編が発売されます。
僕はマリオに関しては2Dよりも3Dの方が好きですし、Wiiで発売された「ギャラクシー」は2作ともリモコン操作を活かした傑作だったので、今回も動画を見ているうちに興味が湧いてきてしまいました。
PS4も持っていない今、Switch購入はまだ先になりそうですけど、いずれは必ず遊んでみたい一本。



△10/19【いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY (PS4)】
△10/26【真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY (3DS)】

「いたスト」シリーズは好きだったんですけど、最近は人気ゲームとのコラボばかりで肝心のゲームに進化が見られないんですよね。身近に対戦相手がたくさんいる人にはオススメしたいソフトではあるんですが…。

▼MOVIE

△10/27【ゲット・アウト】

人種差別の要素も取り入れ、ホラー映画ながらオスカーのノミネートも?と噂される作品が日本でも10ヶ月遅れで公開。
ジョーダン・ピールはこれが監督デビュー作で、キャストも知名度の低い俳優ばかりの中、これだけ興行的にも成功を収めている(全米で1億7500万ドル)わけですから、期待するなという方が無理な話です。

▼DVD

△10/18【メッセージ】
△10/18【夜明け告げるルーのうた】

「メッセージ」はSF映画なので劇場観賞はスルーしてしまいましたが、エイミー・アダムスとジェレミー・レナーの共演というのと、アカデミー賞の作品賞にノミネートされた作品なので、確実に観ます。エイミーは作品選びが本当に上手ですね。
プロフィール

いぬふく

  • Author:いぬふく
  • 趣味は多数。テニスは主にWTA(女子テニス)、音楽はアメリカンR&BとHIPHOP、ゲームと映画、読書はジャンル問わず。
    詳しくはプロフィールページからどうぞ!
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